アイソスピンにハイパーチャージを足した結果が電荷だ!
いや、正確にはハイパーチャージの半分を足した結果だが、そのハイパーチャージは陽子と中性子から類推された物理量ですのや。陽子のアイソスピンは+1/2で中性子のそれは-1/2なのだがが、電荷はそれぞれ+1と0である、そう、そこから逆算したワケで、ハイパーチャージがちょうど1であれば計算が合いますがな、そう。
ゲルマンのクォークにもその規則を適用せんか、するとw
陽子や中性子のハイパーチャージが1であれば、それらの構成要素であるクォークはそれぞれに3つ入っておるから、3等分したらクォーク1個あたりのハイパーチャージになるのではないか、そう。つまり、陽子や中性子のハイパーチャージが1であれば、クォークのそれは1/3であると類推できますやろ、そう。
クォークのアイソスピンは+1/2と-1/2ですからw
それぞれのアイソスピンにクォークのハイパーチャージ1/3の半分を足せば、その結果は+2/3と-1/3になるという、あら、不思議。で、ゲルマンは発見の初期にこんな分数計算にいそしんでいたと推察されますがな、へえ。ふ~っむ、合理的ではありますわな、アメリカ大陸合理論哲学、いや、そないなものおマヘンけど、そう。
せやけど電荷の並びがいかにもいびつな感じがしますね?
ワシは、クォークも一つの自立した素粒子と考えましてね、クォークのハイパーチャージも1であると仮定して話を進めましたで、そうですのや。そうすれば対称性から外れて整数でもなくていびつなクォーク荷電は、じつは自発的破れとそこから生じた色変化による平均値であると洞察したのですがな、へえ、そうでっせ、お立合い。
そうして造られたのがユニバーサルフロンティア理論だ!