アインシュタインとの論争においてボーアが勝利したとされている話でも言われていますけど、ここでは粒子加速器と仮想粒子の出現についての二つの話において論じていこうと思います。
まず粒子加速器による実験ではΔEはピークの鋭さにかかわり、Δtは寿命にあたります。
寿命が短いほどエネルギー幅広く崩壊し、寿命が長いほどグラフが鋭いピークになるのですが、試行回数を増やしていくことによって(中央値を取ればいいので)ΔEは限りなく小さくしていくことができます。そうしたうえで試行回数を多くいていけばΔtを正確に求めることができます、すなわち観測の工夫によって両方を正確に知ることができるのです。秘密は「この場合はΔtが誤差ではなくて寿命という物理量だ」という違いがあることです。
つぎに仮想粒子においてはΔEは仮想粒子の質量であり、Δtは出現時間にあたります。
湯川秀樹がπ中間子を設定するときに用いた関係式であり、そのようなものを湯川過程と呼ぶことにしますと、B中間子CP破れの説明に使ったペンギン過程も湯川過程の一種だったと考えられます。ここではΔEとΔtの両方が誤差ではありませんから、その両方を計算だけによって求めることができると察せられましょう。まずΔEは誤差ではなくW粒子の質量ですから80.4Gevであり、出現時間Δtはh/2π÷80.4×10^9を計算した結果の0.819×10^-26sになります。ΔEΔt=h/2πとして計算しました。今度は試行回数を増やしていくことなしに精密に求めることができます。
この考察結果をアインシュタインとボーアの論争に当てはめてみたらどうでしょう?
箱から抜け出るフォトンのエネルギーΔEは精密に求められますが、その理由はフォトン一個のエネルギーは誤差ではなく物理量だからといえると思います。そしてフォトンが箱から抜け出す時刻をΔt=0で知ることができるでしょうか。フォトン一個の波動としての波長分の不確定があって「Δtを0にすることができない」と私は予言します。フォトンには大きさがあるに等しく、その結果で誤差の最小値を評価すれば(誤差は両側に出るからΔtは半分になって)ΔEΔt=h/4πになると思います。フォトン一個の重さΔEは箱の重さの誤差として評価されます。
ハイゼンベルクの不確定性関係から逃れるすべはございません・・。
まず粒子加速器による実験ではΔEはピークの鋭さにかかわり、Δtは寿命にあたります。
寿命が短いほどエネルギー幅広く崩壊し、寿命が長いほどグラフが鋭いピークになるのですが、試行回数を増やしていくことによって(中央値を取ればいいので)ΔEは限りなく小さくしていくことができます。そうしたうえで試行回数を多くいていけばΔtを正確に求めることができます、すなわち観測の工夫によって両方を正確に知ることができるのです。秘密は「この場合はΔtが誤差ではなくて寿命という物理量だ」という違いがあることです。
つぎに仮想粒子においてはΔEは仮想粒子の質量であり、Δtは出現時間にあたります。
湯川秀樹がπ中間子を設定するときに用いた関係式であり、そのようなものを湯川過程と呼ぶことにしますと、B中間子CP破れの説明に使ったペンギン過程も湯川過程の一種だったと考えられます。ここではΔEとΔtの両方が誤差ではありませんから、その両方を計算だけによって求めることができると察せられましょう。まずΔEは誤差ではなくW粒子の質量ですから80.4Gevであり、出現時間Δtはh/2π÷80.4×10^9を計算した結果の0.819×10^-26sになります。ΔEΔt=h/2πとして計算しました。今度は試行回数を増やしていくことなしに精密に求めることができます。
この考察結果をアインシュタインとボーアの論争に当てはめてみたらどうでしょう?
箱から抜け出るフォトンのエネルギーΔEは精密に求められますが、その理由はフォトン一個のエネルギーは誤差ではなく物理量だからといえると思います。そしてフォトンが箱から抜け出す時刻をΔt=0で知ることができるでしょうか。フォトン一個の波動としての波長分の不確定があって「Δtを0にすることができない」と私は予言します。フォトンには大きさがあるに等しく、その結果で誤差の最小値を評価すれば(誤差は両側に出るからΔtは半分になって)ΔEΔt=h/4πになると思います。フォトン一個の重さΔEは箱の重さの誤差として評価されます。
ハイゼンベルクの不確定性関係から逃れるすべはございません・・。