小林=益川模型のペンギン過程ではWボソンが丸ごと外付けで出現するのに対して、ユニバーサルフロンティア理論のトリー=ペンギン過程では
bクォークからMユニバース粒子と反tクォークとが組になって変身すると考える。だから後者の場合には複合した系が仮想粒子群となっているし、それだけでなくその質量エネルギーは仮想粒子群からbクォーク質量を引いた残りとなっている。その違いによってMユニバース粒子質量は僅かばかり修正されることとなったのは記憶に新しいだろう。
しかるに理論式であるΔE=[Uni(M)]-[t quark]-[b quark]を移行すれば
[Uni(M)]=[t quark]+[b quark]+ΔE(ΔEは余剰エネルギー)というわけで、なるほど宇宙開闢粒子として2つのクォークに崩壊するゲージボソンとしての性格にふさわしいことがよくわかるのである。それも「仮想ゲージボソンは時間を逆行して出現する」という嬉しいおまけつきだ。どうして嬉しいおまけつきかと言えば湯川中間子理論を補完できるからである。π中間子を広い意味で仮想ゲージボソンとした場合に、時間を逆行するということは運動量が不となるということで、間を飛び交う存在であるままに引力となることが合理化できるからである。
それにしても思い起こせばこのΔEこそかねてからの懸念であったものが小林=益川模型との調和を図るだけのことで極めて厳しく算出できたことは驚くべき快挙であったものだ。
bクォークからMユニバース粒子と反tクォークとが組になって変身すると考える。だから後者の場合には複合した系が仮想粒子群となっているし、それだけでなくその質量エネルギーは仮想粒子群からbクォーク質量を引いた残りとなっている。その違いによってMユニバース粒子質量は僅かばかり修正されることとなったのは記憶に新しいだろう。
しかるに理論式であるΔE=[Uni(M)]-[t quark]-[b quark]を移行すれば
[Uni(M)]=[t quark]+[b quark]+ΔE(ΔEは余剰エネルギー)というわけで、なるほど宇宙開闢粒子として2つのクォークに崩壊するゲージボソンとしての性格にふさわしいことがよくわかるのである。それも「仮想ゲージボソンは時間を逆行して出現する」という嬉しいおまけつきだ。どうして嬉しいおまけつきかと言えば湯川中間子理論を補完できるからである。π中間子を広い意味で仮想ゲージボソンとした場合に、時間を逆行するということは運動量が不となるということで、間を飛び交う存在であるままに引力となることが合理化できるからである。
それにしても思い起こせばこのΔEこそかねてからの懸念であったものが小林=益川模型との調和を図るだけのことで極めて厳しく算出できたことは驚くべき快挙であったものだ。