グラショウが賢いと思うのはK中間子の定式を納得まではしておらない姿勢にもよるし、V-A相互作用の話にしても同じことが言えます、まー、真面目な話・・。
彼は著書クォークはチャーミングの中で「K中間子に挑むときには何かエベレスト山に登るような心地がする」と言っている。その理由は「そこに山があるから登るのだという感じ」だからだそうなのだ。なお、それはエベレスト初登頂を期待されながら果たせずに(ひょっとしたら山頂へは到達していて帰り道に夜眼にやられたのかもしれない)滑落死したマロリーの言葉だ。他の箇所で「誰がエベレストの二番目の登頂者を覚えているだろうか」とも述べており、それは大統一が失敗に終わったというコンプレックスそのものの表明であるらしかったが、それだけでなく何やら「K中間子の定式には納得していない」と言っているようでもあった。
で、僕もそう思う!
他の箇所では「弱い力は左巻きにしか利かない」という触れ込みでV-A理論(日本では弱相互作用にはV-A相互作用しかないと言うのだが)を紹介する際に「右巻きフェルミオンは弱い力を感知する能力がないという意味で差別されている」などと理論物理学書らしからぬ表現で事態を説明している。これは早稲田大学系の出版物にも似た表現があったように記憶しているし、べつの観点からの話では南部本にだってあったから、どうやら質問を拒絶された一方性に対して言っているようである。
大学の物理学教授は質問を受け付けない人が多い、だが対等の学者を相手にしては珍しいわけで、分からず屋であるとか無理解だとか無能だとか思われてのことだろう!
私にとってV-Aとは1-1/2=1/2というスピンに関する単純な算術であるし、V+Aとは1+1/2=3/2だから「フェルミオン相手に起こり得ない禁則過程だ」と思う頭をしている、ところが超大国アメリカの物理学研究によれば強相互作用はV+Aを含んでいるからそれは“素人の浅はかさ”であると言われる。
ところが私が言いたいのは、強相互作用はスピン0の荷電クォーク凝縮による(中間子だとはまだ決めつけたくない)から0+1/2も0-1/2も、いずれもスピン1/2を持つ素粒子であるフェルミオンの性質には違反しない、とするユニバーサルフロンティア理論の持つ帰結なのである。
スピン研究の大家と言えばアメリカ生まれのファインマンだが、私としたらスピン1が360°だと仮定する時点でどうかと思うし、長谷川の実験が小澤の不等式の検証ではなくて「スピン1/2が1/2ラジアンであることの検証になっている」とすれば、そうそう“不敗魔”(ファインマンお気に入りの当て字でファインマンと読ませる)だったわけではないように思えるのだがw)
とうとうユニバーサルフロンティア理論も誰にも真似されない所にまで到達しました・・。
彼は著書クォークはチャーミングの中で「K中間子に挑むときには何かエベレスト山に登るような心地がする」と言っている。その理由は「そこに山があるから登るのだという感じ」だからだそうなのだ。なお、それはエベレスト初登頂を期待されながら果たせずに(ひょっとしたら山頂へは到達していて帰り道に夜眼にやられたのかもしれない)滑落死したマロリーの言葉だ。他の箇所で「誰がエベレストの二番目の登頂者を覚えているだろうか」とも述べており、それは大統一が失敗に終わったというコンプレックスそのものの表明であるらしかったが、それだけでなく何やら「K中間子の定式には納得していない」と言っているようでもあった。
で、僕もそう思う!
他の箇所では「弱い力は左巻きにしか利かない」という触れ込みでV-A理論(日本では弱相互作用にはV-A相互作用しかないと言うのだが)を紹介する際に「右巻きフェルミオンは弱い力を感知する能力がないという意味で差別されている」などと理論物理学書らしからぬ表現で事態を説明している。これは早稲田大学系の出版物にも似た表現があったように記憶しているし、べつの観点からの話では南部本にだってあったから、どうやら質問を拒絶された一方性に対して言っているようである。
大学の物理学教授は質問を受け付けない人が多い、だが対等の学者を相手にしては珍しいわけで、分からず屋であるとか無理解だとか無能だとか思われてのことだろう!
私にとってV-Aとは1-1/2=1/2というスピンに関する単純な算術であるし、V+Aとは1+1/2=3/2だから「フェルミオン相手に起こり得ない禁則過程だ」と思う頭をしている、ところが超大国アメリカの物理学研究によれば強相互作用はV+Aを含んでいるからそれは“素人の浅はかさ”であると言われる。
ところが私が言いたいのは、強相互作用はスピン0の荷電クォーク凝縮による(中間子だとはまだ決めつけたくない)から0+1/2も0-1/2も、いずれもスピン1/2を持つ素粒子であるフェルミオンの性質には違反しない、とするユニバーサルフロンティア理論の持つ帰結なのである。
スピン研究の大家と言えばアメリカ生まれのファインマンだが、私としたらスピン1が360°だと仮定する時点でどうかと思うし、長谷川の実験が小澤の不等式の検証ではなくて「スピン1/2が1/2ラジアンであることの検証になっている」とすれば、そうそう“不敗魔”(ファインマンお気に入りの当て字でファインマンと読ませる)だったわけではないように思えるのだがw)
とうとうユニバーサルフロンティア理論も誰にも真似されない所にまで到達しました・・。