フォトンとZ粒子が重なりからできているというだけで電弱統一だとしたら、U(1)×SU(2)が電弱統一場で、標準模型U(1)×SU(2)×SU(3)は大統一理論だということになります。しかし、グラショウらの解説によれば「電弱統一とは電子とニュートリノが区別つかないということ」だそうなので、元のU(2)が電弱統一場ということになるそうです。
つまりU(2)→U(1)×SU(2)の右辺だったころを電弱統一期というのだそうです。
そう考えると大統一理論の対称性がSU(5)であることが理屈に合わなくなるような気がするのは私だけなのでしょうか。そうすると、まずSU(5)→U(2)×U(3)にでもなるのでしょうが、SU(5)だと場に必要なゲージ粒子の種数が5²-1=24種にもなってしまい、宇宙はそんなに多くの種類のゲージ粒子を用意できていません。フェルミオンと反フェルミオンとで24種類になるので、それがスゲージ粒子として機能すると考えたいところですが、大統一期とされるころにそれだけのものは用意できません。
現在における宇宙の対称性はU(1)×SU(2)×SU(3)ではあり得てもSU(5)ではあり得ません。
ユニバーサルフロンティア理論では場の統一ということから考えたら式の右辺は必要がないと考えております。つまり、グラショウらはunified theoryと名付けておりますが、正しくはintegrated theory止まりであるはずだというのが、力の場の統一理論に対する私の見解です。電弱統一もU(1)×SU(2)止まりであって、右辺と矢印はなくてもいいということです。もちろんユニバーサルフロンティア理論にはまた別の可能性が生じておりますが、それはインフレーション期をはさんで起こる別の現象だということになるのです。
それと「群論は表現として使えるが宇宙における原理としては機能しておらない」と思うのですよw
つまりU(2)→U(1)×SU(2)の右辺だったころを電弱統一期というのだそうです。
そう考えると大統一理論の対称性がSU(5)であることが理屈に合わなくなるような気がするのは私だけなのでしょうか。そうすると、まずSU(5)→U(2)×U(3)にでもなるのでしょうが、SU(5)だと場に必要なゲージ粒子の種数が5²-1=24種にもなってしまい、宇宙はそんなに多くの種類のゲージ粒子を用意できていません。フェルミオンと反フェルミオンとで24種類になるので、それがスゲージ粒子として機能すると考えたいところですが、大統一期とされるころにそれだけのものは用意できません。
現在における宇宙の対称性はU(1)×SU(2)×SU(3)ではあり得てもSU(5)ではあり得ません。
ユニバーサルフロンティア理論では場の統一ということから考えたら式の右辺は必要がないと考えております。つまり、グラショウらはunified theoryと名付けておりますが、正しくはintegrated theory止まりであるはずだというのが、力の場の統一理論に対する私の見解です。電弱統一もU(1)×SU(2)止まりであって、右辺と矢印はなくてもいいということです。もちろんユニバーサルフロンティア理論にはまた別の可能性が生じておりますが、それはインフレーション期をはさんで起こる別の現象だということになるのです。
それと「群論は表現として使えるが宇宙における原理としては機能しておらない」と思うのですよw