時間を遡って良ければ局所相互作用も非局所的に見える!
それがワシらの発見でしたがな、そう、ワシらって謙虚ですやろ、ワシ。時間を遡らせたら双方とも最初に行き着きますから、もつれた光子なり電子の性質が一致もしくは正反対になっておることが結果に反映されますのや、そうですねん。まるで片方で観測した結果が遠く離れた相手方に届いてのことみたいに見える、そうやねんて。
ベルさんには悪いけど他に答えって考えられマヘンのや!
その証拠にシュレーディンガー方程式には時間に逆行する成分がちゃんと含まれているとのこと、ホッとしましたで、へえ。そう、時空進行ごとが波動現象だったら、その素元波には時間逆行成分がきちんと含まれるのも当然ですわな、そうですやろ。ワシの拙著『量子力学は相対論の子だ!』を読んでみてくらはい、へえ。せやけど昨今、中古価格が高くなってしまって、いちばん安いので三千円しますでえ、へえ、おおきに。
論理では一意的には定まらん、その証拠かもワカランが!
だから実験検証が必要ですねんでー、で、実験結果は量子力学の予言通りだった、ならば素粒子情報は時間を遡りますのや、せやろ、えへん。そのほかの珍妙な仮説は必要ございマヘンがな、そうですがな。
ピアジェ論理できちんきちんと結論がこのように出ます!