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ゲージ反応における作用反作用について(その4)

2012年02月21日 | Weblog
【不確定性原理に対する提言】

 不確定性原理に対して危惧があるとすれば不等号の向きが発散する方向にあることだろうか。卑しくも宇宙の原理を名乗るのだったら誤差の評価が不定なのは良いことじゃないのではないか。また原理的な誤差の最小値を与える式だったとしたら等式にすべきであるだろう。ハイゼンベルグはこの理論に確かな自信を持っていたかどうか疑わしいように思われてならない。それに誤差論に原理の名を冠するのはいかがなものか。
 私のここまでの考察で、おそらくゲージ反応において、Δp・Δtに特別な意味があることが分かっている。と、いうことは、不確定性原理の二種類の定式から察するに、もう一つのペアーはΔE・Δxではないかという憶測で考えることが許される。私が選んだ道は、ハイゼンベルグ本人とは違って「フォトン一個による擾乱が最小の誤差を与え、それは等式で表されるべきだ」という思想による定式である。
 ならばフォトン一個による擾乱とはいかなる値であるのか。
 ΔE=hνはきまりとして、Δxは(こじつけの一種だが)波長λを円周とする円の半径にとったら、Δp=hν/cかつΔx=c/2πνになることから、不確定性原理を等式にしたΔp・Δx=h/2πが実現する。なお、私見では不確定の根本原因がスピンだという可能性があって、ゲージ粒子による観測では分母は2πで、フェルミオンによるならば4πになるのかもしれない、と、疑っているところだ。
 ここで、光速度ゆえにΔt=Δx/c=1/2πνにとるならばΔp・Δt=h/2πcであり、光速度上限を考慮したならば、右辺は≧h/2πcだということになる。するとフォトンと同じくゲージ粒子でも、ベータ崩壊に関わるW粒子はたいへん重くて遅いので、Δp・Δtの値はかなり大きくなることが予想される。ベータ崩壊では原子核は不確定性原理が予言する最小値よりもずっと大きく揺れるだろう事が期待できる。
 このことは実験検証可能であると私は考える。
 このことはΔp・Δtはゲージ反応の本質とかかわりのある数値であって不確定とは異なるという見解と相応していて好ましい。
 その証拠といっては何だが、もう一つのペアーであるΔE・Δxの値は光速度の場合にはイコールch/2πだから、同じように光速度上限を適用するとしたら右辺は≦ch/2πになる。宇宙の誤差は発散するよりも収斂に向かっていることを意味しているからではないか。だから私見としたらこちらのペアーの方が不確定を表しているように思っている。誤差が発散する宇宙では不安定だという理論を構築したいものだが、いかがだろうか…。

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