標準模型こそ手品に過ぎないというか、過ぎる理由がある

パラフェルミ粒子のパラフェルミ性を論じていけば量子色力学に落ち着くのでしょうか、私としたら大いに疑問に思うのですよ・・。

なんかねー、おそらく韓＝南部模型の当否に関するところでねー、南部先生が沈黙は金を実践したという事実があったと思うんですよねー。それをゲルマンらはパウリの禁制をタテにして聞き入れなかった、あり得ないもしくは不可能だと即断して終わったのではなかったでしょーか。グラショウが著書において述べているよーにねー、アメリカの理論物理は議論のスタイルがちょっとばかり過激だったんですよねー。きっと日本民族の血を引く者としての南部先生にはついていけなかったんだと思うんでねー、そこらのカルチャーギャップもあっての話なんだと思うんですよｗ

つまり、大国アメリカの理論物理の慣習では沈黙は鉛扱いなんですよね、雄弁ことに強い雄弁が金だという感じになってて、ね・・。

デリケートでセンシブルな日本人物理学者だったら震え上がるような強い調子で議論するんだよ、きっと！

その強い雄弁によって築かれた物理学基礎はすべてＣＧで描かれるような調子のものに育ってて、それを図示されてしまうと自然そのものを見せつけられているように錯覚してしまって反論しにくいのだと思います。ＫＥＫによる説明なんかにもそのような影響を色濃く感じるしね、んー、そこらで間違ってたらどうするんだという心配はあまりしないみたいだねー。なんか僕が赴任してた工業高校なんかでも、体を張って決闘すらして守ってきた伝統がある、みたいなことを言ってたっけ。そこは、ようするに「だから今さら何も変われません」ということが言いたいらしかったけど、まー、似たようなもんじゃないのｗ

よーするにアメリカとか、標準模型に一大事は困るという主張というか、ま、流儀の人たちはそんなでしょう？

彼らって実力主義者たちなんですよねー、権威主義者の方がまだましというか、上に権威が存在したらむしろ韓＝南部模型の成立という枝分かれも可能性ありと認めてくれると思うんだけど、彼ら体張って口張ってやってきたひとたちというのは自分たちが通用したら独善的になってしまうらしい、本当に困ったことにね。標準模型が僕が言ってるレベルで間違いだったら、そりゃ標準模型の方が手品であるわけなんだから、それを暴くなとか言われようもないし、こっちはこっちで可能性を示せばそれでいいはずのところを「手品というなら種明かしをして見せろ」と言えるだけの体制を築くなんて、本当にズルいと思うんですよねｗ



標準模型は間違っておれば手品なんです、覆されるべきなんです、超対称性みたいに進展していくという夢みたいな話ばかりではない・・。