大統一理論の宇宙初期はサハロフの意見に沿っております
ワシとしたら、いったい何のために崩壊のズレを生じさせるのかがわかりマヘンのや、X粒子もY粒子もそれぞれの反粒子とペアになってしか出てこられマヘンから、結局はクォークと反クォークが完全に対等になりますがな、そう。そこでサハロフが登場して「あらゆる物質は放射性であると設定すべきである」「反粒子に対して粒子が僅か多ければ対消滅しても粒子だけから始められる」とキッパリ個人的見解を述べるのですがな、そうすると次のステージに進みましてな。
崩壊のズレにプラスして方向づけを加味すればイイとなる
詳しいことは省かせていただくが、ようするに粒子に対して反粒子の崩壊が少し違うという設定をすれば一挙に解決し、結果としてはサハロフの意図に沿って陽子まで崩壊していく理論になりますのや、それがジョウジャイとグラショウの大統一理論、そうですねん。ちなみにサハロフいうたら旧ソ連の水爆の父でっせえー、おおー、おっかないでは済まないわっかないではない、はあ。
続いてリンデはカオティックインフレーションを考案した
偶然性の仮定よりさまざまの設定の宇宙がさまざまにインフレーションをし、そこから進化論的に生き残った宇宙が現宇宙であるとしますのや、で、リンデも旧ソ連の理論物理学者ですねん、へえ。宇宙原理と人間原理の両立を果たした科学的唯物論的宇宙観でしたわな、そうでしてん、そう。
ユニバーサルフロンティア理論ではいずれも不必要ですわ