荷電対称がアイソスピンにまで適用できれば宇宙はクォークだけから始められるかもしれないと思いました。
その発案を得たときには、大統一理論のX粒子は意識の外に外れておりました、というか、単にブームに乗って読み飛ばしていただけだったので、肝心のクォーク起源粒子の性質など覚えていなかったのです。uctクォークのアイソスピンは+1/2、dsbクォークのアイソスピンはー1/2、両者が一つずつ出現したら宇宙は反粒子0から始められるではないか、と思いついたのです。
そのためには電荷もプラスマイナス0にならなければならないので韓=南部模型が必要です。
そうして組み立てていったのがユニバーサルフロンティア理論の原型なのですけど、比べたら大統一理論には二つのuctクォークに崩壊するような電荷+4/3のY粒子なんてものまでありますが、どうしてそんなものが存在するのか分からなくなるでしょう。アイソ対称に崩壊するX粒子と荷電対称性の自発的破れだけから論じていくべきではないですか。
ところが大統一理論では分数荷電に必然性を与える自発的破れが説明されていません。
そこで私はワインバーグ=サラム理論のように考えました、というより、ワインバーグ=サラム理論のストーリーも意識の外で、純粋に演繹できたのですが。tクォークの裸の電荷が+1であるのに対してbクォークの裸の電荷は0ですからアイソ対称が自発的に破れています。けど、ユニバース粒子の崩壊では電荷プラスマイナス1に出ると考えられます、つまり、bクォークはB状態で出るのです。
そこでは自発的破れから南部=ゴールドストンボソンが出現していなくてはなりません。
電荷0のNボソンと電荷ー1のTボソンの二種類を仮定しました。ファインマン図を縦にしたような図を描いて、それら南部=ゴールドストンボソンを考えていると自然に、bクォークからtクォークへ移動するTボソンと自分自身へ戻るNボソンの図になりました。その瞬間に「あっ、これは韓=南部模型を成立させるのにうってつけだ」と心の中で叫んだのです。
ユニバース粒子が崩壊するとtクォークとbクォークだけでなくN:Tが2:1で出るのではないか。
クォークにNが貼りついても電荷は変化しませんが、Tが貼りついたらB状態になって1だけ減ります。クォーク荷電が+1→+1→0あるいは0→0→ー1と変化できれば韓=南部模型の表が完成します。クォークはフェルミオンですからボソンのようにじっとしておれません、次から次へと色変化をするわけですが、その際に放出されるのがπ中間子さながらのT反N・N反N・N反Tの3重項になります。
このストーリーがいうなればユニバーサルフロンティア理論ことはじめのころの話です。
その発案を得たときには、大統一理論のX粒子は意識の外に外れておりました、というか、単にブームに乗って読み飛ばしていただけだったので、肝心のクォーク起源粒子の性質など覚えていなかったのです。uctクォークのアイソスピンは+1/2、dsbクォークのアイソスピンはー1/2、両者が一つずつ出現したら宇宙は反粒子0から始められるではないか、と思いついたのです。
そのためには電荷もプラスマイナス0にならなければならないので韓=南部模型が必要です。
そうして組み立てていったのがユニバーサルフロンティア理論の原型なのですけど、比べたら大統一理論には二つのuctクォークに崩壊するような電荷+4/3のY粒子なんてものまでありますが、どうしてそんなものが存在するのか分からなくなるでしょう。アイソ対称に崩壊するX粒子と荷電対称性の自発的破れだけから論じていくべきではないですか。
ところが大統一理論では分数荷電に必然性を与える自発的破れが説明されていません。
そこで私はワインバーグ=サラム理論のように考えました、というより、ワインバーグ=サラム理論のストーリーも意識の外で、純粋に演繹できたのですが。tクォークの裸の電荷が+1であるのに対してbクォークの裸の電荷は0ですからアイソ対称が自発的に破れています。けど、ユニバース粒子の崩壊では電荷プラスマイナス1に出ると考えられます、つまり、bクォークはB状態で出るのです。
そこでは自発的破れから南部=ゴールドストンボソンが出現していなくてはなりません。
電荷0のNボソンと電荷ー1のTボソンの二種類を仮定しました。ファインマン図を縦にしたような図を描いて、それら南部=ゴールドストンボソンを考えていると自然に、bクォークからtクォークへ移動するTボソンと自分自身へ戻るNボソンの図になりました。その瞬間に「あっ、これは韓=南部模型を成立させるのにうってつけだ」と心の中で叫んだのです。
ユニバース粒子が崩壊するとtクォークとbクォークだけでなくN:Tが2:1で出るのではないか。
クォークにNが貼りついても電荷は変化しませんが、Tが貼りついたらB状態になって1だけ減ります。クォーク荷電が+1→+1→0あるいは0→0→ー1と変化できれば韓=南部模型の表が完成します。クォークはフェルミオンですからボソンのようにじっとしておれません、次から次へと色変化をするわけですが、その際に放出されるのがπ中間子さながらのT反N・N反N・N反Tの3重項になります。
このストーリーがいうなればユニバーサルフロンティア理論ことはじめのころの話です。