写真のような提灯掛けの依頼を請けました。
それもアルミで造って欲しいとのこと。
今年、神社の役が回って来たと思ったら、町の祭りが10月23日なのに「提灯掛けが壊れている」と10月になる頃に言われたそうです。
それで弊社に相談に来られました。
しかも以前の提灯掛けは木材で出来ていましたが重過ぎて2人で運ぶのがやっとだったそうです。
集まる人も年寄りばかりなので軽い材質のアルミで造って欲しいということでした。
アルミで造るなら得意先がありますので早速見積もりを依頼しました。
すると2つセットで25万ほど。
確かに披露できる商品にするとなるとそれぐらいの価値になるのでしょう。
でも依頼内容を聞いていると施主様はそこまで上等なものは求めておられないようです。
お金も集まらないし簡単に造れないかというご希望です。
それなら、と弊社の在庫に余っているアルミの汎用部材で造ることにしました。
まずは造ってみないとどんなモノになるのかわからないので試作品を作成。
その試作品を施主様のお連れ様と一緒に見に来てもらいました。
するとお連れ様は「どんなものかと思ぉたけど上等でぇ!」と喜んで頂けたので本格的に作成に取り掛かりました。
出来ました。
完成です。
これなら値段も消費税込みで二桁行かない程度です。
重さも軽い軽い。(^^)
至ってシンプル。
骨組みを造ってトタン屋根を被せただけです。
とりあえず23日に間に合えばいいということでしたが、祭りの日だけに使用するものなので無難に使用できれば半永久的に使えるのではないでしょうか?
ビス留めですが衝撃が無ければビスが緩むこともありません。
役が回って来ると皆さん大変ですね。(^_^)