施主様から熱いお湯が出なくなったというので仕事の合間に現場へ寄ってみました。
長府のボイラーが設置してあります。
なんか排気口が黒ずんでいますねえ。
型式はIBF-426DS、2002年製です。
21年目ということですね。
よく持っていると思います。
リモコンにエラーコードは出ていないみたいです。
ではとりあえずお湯を出してもらいましょう。
おおっ!?
あららららら・・・
( ̄д ̄;
どわわーっ!ってこれは白煙なので燃料系統に異常があるようですね。
黒煙だと不完全燃焼なので早期交換をお勧めします。
とにかく長府のサービスに連絡してみましょう。
状況をサービスに伝えると、
「技術者が駆け付けたとしても恐らく20年経つので部品は無いと思われ出張費を徴収するだけになります。」
という内容の返答。
思っていた通りの返答でしたが施主様に説明しなければなりません。
説明したところ、本体交換で構わないということでした。
早速得意の問屋に注文したところ、いつ入荷するかわからないとの返答。
おいおいおいおい、それはちょっと待てるはずないでしょう。
生活に関わることですから迅速に対応したいものです。
・・・あ、そういえば在庫を持っている問屋があった、ともう一軒の問屋を思い出したので連絡。
ありました。
数台在庫にあるらしいです。
翌日には持って来てくれるということで作業は翌日になりました。
実際には3台在庫していたところ、既に2台が出てしまっていて残り1台だったそうです。
判断を遅らせると痛い結果になりますね。
翌日届きました。
型式はノーリツのOQB-4706YSです。
減圧式ではなく直圧式なので水道の勢いそのままにお湯が出ます。
前の給湯器を外して設置します。
ベンリ管でお湯を接続したところ。
外部コンセントが無く、前の給湯器は給水パイプに沿って電気のコードを室内のコンセントに通していたので今回は別の箇所に孔を開けて通しました。
この部分に配線されていました。
こんなところからコードの頭が入るはずありません。
給水・灯油管、そしてリモコンを設置してからテスト運転を行います。
正常に運転しているところを確認、漏水が無いことも確認してから保温材を巻いていきます。
同梱の発泡スチロールで給水・給湯口の保温ボックスを作成して設置。
これで凍結は防げると思います。
設置完了しました。
施主様も普通にお湯を今、使ってくれているようです。
揺れ留めを設置して完成です。
早く対応できて施主様に喜んで頂けました。
寒い時にお湯が使えないのは最悪です。
皆様も白煙が出ているか黒煙が出ているか気を付けて下さい。
今は寒い時なので蒸気の白さと白煙を間違えないように。
(^_^)オツカレサマデシター