本日は取引先からの頼みで代わりに作業をしてほしいという現場でした。
つまり下請けですね。
内容を聞くと鉄骨で倉庫を建てるみたいでその基礎工事だということです。
縦60cm、横60cm、深さ60cmの独立基礎を8カ所掘ってくれればいい、1日でできる、ということなので請けることにしました。
まずコンクリートカッターでコンクリートを切ります。
コンクリートの厚みも薄いということなので少し切ればいいかな。
余分にハツらないように区切りを付けるためコンクリートをカットしていきます。
切断した後、ハツリ機でハツっていきます。
ん?
なんか思いのほか深そうですね。
オーマイガー。
厚いってゆーか分厚いんですけど!!
コンクリートの厚みは10cm~15cm程度だと思っていましたが約25cm以上厚みがありました。
これは1日で8カ所は無理です。
死にます。
この炎天下でここまでの作業、カンベンして下さい。
一つ掘るだけでフラフラなんてもんじゃない。
熱中症へまっしぐらです。
ハツリ屋さんを尊敬します。
直接請けているなら発注先と話すのですがそれはできません。
取引先に事情を説明して作業を進めながら対応を待ちました。
すると「そこまで分厚いのならコンクリート土間に直接ケミカルアンカーを打つことにする」ということで話が付いたようです。
他に2カ所ほど途中まで掘りかけていましたが作業を中断。
中断したカ所の掘削部を責任者にコンクリートの厚みを確認してもらい、後の作業を指示通りに続行。
無事とは言えませんがなんとかハツリ仕事を終えることが出来ました。
残業も頭をよぎりましたがしなくて済みました。
下請けに入るとこういうハプニングがあるので気を付けなければならないところです。
(^_^;