昨年の暮れから漏水の恐れがあるお宅があり、場所が特定できないので改めて寄ることをお伝えしていました。
するとそのお宅から、地面が湿っていた部分があったけど以前より湿っている感じがするというので現場へ直行。
確かに前より湿っている気がします。
早速ハツリの機械でハツってみました。
すると配管が浅い!
普通なら30cmほど下に配管されているのですがここは数センチ下で、ただパイプが隠れているだけという深さ。
しかもコンクリートで巻かれています。
これはパイプに少しでも当たったらひび割れる可能性が・・・と思いつつハツっていると案の定当たって裂けてしまいました( ̄~ ̄;
パイプの劣化もありハツリの先が当たったら簡単にパイプが破損してしまいましたね。
何故配管が浅いのか施主様に聞いてみると、主屋を建てるときに仮設で納屋の方へ通した配管のようです。
漏水していると思われるのもこの辺りなのですがそのような箇所は見つかりません。
バルブを付けて修理しましたが漏水状況は変わりませんでした。
止水栓から見るとこの方向に来ているはずと予測しながらハツって行きましたが漏水の気配無し。
湿っていたところはアテにならなかったので今度は止水栓から配管を追うことにしました。
・・・なんと予想していた直線上の通りにパイプが見つからないはずです。
いきなり直角に曲がっています。
曲がっている方向も全てコンクリートに埋設されています。
それが難点。
配管を掘り当てて止めながら地道に調べるしかないようですね。
後日の作業ということで今日は終了です。