MON CAHIER CAPRICIEUX

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「クマのプーさん」

2012-09-09 22:34:40 | 英文学と英国旅行
「クマのプーさん」 1926年
A.A.ミルン作、石井桃子訳/岩波少年文庫

『世界一有名なクマ、プーさんが活躍する楽しいファンタジー。幼い少年
 クリストファー・ロビンが、美しいイギリスの森を舞台に、プーやコブタ、
 ウサギ、ロバのイーヨーなど、仲よしの動物たちとゆかいな冒険をくりひ
 ろげます。
                         (文庫裏表紙より)』


宮崎駿の推薦文展で買った本。
クリストファー・ロビンというのは、作者であるミルンの実の息子さんの名前なのですね。
クリストファー・ロビンのために作った童謡集と「クマのプーさん」シリーズ2作品が大人気になってしまい、
息子の名前が有名になりすぎたため、ミルンはそれ以降、子供の本は書かなかったそうです。
これは推薦文展でも書かれていました。「そうだよね、名前が有名になっちゃったら、色々心配だものね」と思っていたのですが
訳者あとがきを読むと、「教育上、よろしくないというので、」書かなくなったと言っています。笑 なるほど。

ディズニーのイメージで読むと、プーさんが「頭の悪いクマ」と普通に書いてあったり、
カンガがはぶられそうになったり、なかなかびっくりすることもありますが、幸せな気分になるのは間違いありません。
プーさんの本は2冊あるのですが、この「クマのプーさん」にはトラのティガーはでてきません。もう1冊に出てくるのかな??
クリストファー・ロビンとっても可愛いです。

石井桃子さんが訳されたのは1956年。
当時のあとがきに続きその後1985年になってからの付記もこの本に載っていて、この作品が長い間愛されていることがわかりますね。
イギリスには、確か有名なコッツウォルズの村の方だったと思うのですが、”プー・カントリー”という町?村?があるのですよ。
ちゃんと地図に載っています。
プーさんたちの暮らす”百エーカーの森”とか、プーさんグッズのギフトショップがあるみたいです。
ハチミツ買いたいw


最後に、駿先生の推薦文を紹介しましょう。

アニメで知っている人も多いでしょう。でも原作はくらべものにならない素敵なおはなしです。
私が学生の頃、近所の小さなガールフレンドにプーを読んであげました。まあその時のその子のよろこびようは感動的ですらありました。
良いおはなしにはどれほど人をしあわせにする力があるか、本を書くっていい仕事だなあってその時思いました。




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>画像  プーさんとクリストファー・ロビン
     PSE。

表紙を見ながら描きました。模写と言えるほど似せてない。

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