MON CAHIER CAPRICIEUX

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「ジェイン・オースティンの手紙」

2011-07-04 00:09:31 | 英文学と英国旅行
「ジェイン・オースティンの手紙」 岩波文庫
新井潤美編訳

『「高慢と偏見」や「エマ」で人気の作家オースティン。200年前のイギリ
 ス上中流階級を描いた小説の何が読者を魅了するのか。家族や親戚、近所
 のゴシップ、誕生と死、洋服や買物、昨夜の舞踏会・・・姉や友人に宛て
 た手紙の束の、ペン先にきらきら、棘のあるユーモアが踊る。現存する手
 紙から約半数を精選。社会史・風俗の貴重な資料でもある。
                          (文庫表紙より)』


と☆いうわけで
だらーっと読んでいた書簡集、一応読み終えました。

小説ではなく手紙なので、1話完結感といいますかw、ぽつぽつ読めましたわけです。

親戚や友人の名前は全く頭に入らないし覚えられませんでしたが、
でも手紙でもやはりオースティンはオースティン。相手を楽しませる気満々です。
隙のない文章で、こんな叔母がいたら常に緊張ちゃうなって感じです。笑

姪がジェインに触発されて小説を描いては送っているのですが、
その返事で色々とアドバイスをしていて、ここが良いとかここは削れとか丁寧に助言していたり、
身内がやらかしたヘマに対しても揚げ足を取る勢いで笑っています。

ジョークが結構毒づいていたらしく、ちょいちょい姉のカサンドラが切り取ったり処分していたりして
現存していない文章があるそうです。
すっげー気になりますねw どんだけだよ・・みたいな。


『分別と多感』を出版してもらえるよう交渉中だとか、『高慢と偏見』の評判がどうだとか、
「あー 本当にいた人なんだなぁ。」って実感できます。(当たり前なんですけど^^;)
最後にジェインの死後カサンドラが姪に送った手紙が載っているのですが、
それを読んでいてカサンドラに感情移入して涙ぐんでしまいました。
ジェインは私と全く似ていないでしょうから感情移入はできませんのでね。なんか面白い。

またウィンチェスターとチョートンに行きたくなっちゃったなぁ。



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>画像  「FASHION IN THE TIME OF JANE AUSTEN」の中の絵のスケッチ。
      鉛筆。

イギリスで買った本の中の絵の1つをスケッチしました。(顔はminaco絵。)
まだ絵しか見てなくて本文は全然読んでいません。笑
この元絵はジョージさんって方の肖像画だということは確かです!(キリ!

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