デザイン制作の極意~谷宜樹~

デザイン制作の極意を紹介していきます。

どんなデザインになっている?WEBサイトを効果的にするには

2022年03月21日 | 基礎知識

企業のホームページをじっくり見てみたことはありますか?
書かれている内容を読んだことはあっても、WEBページの構成がどうなっているかまでは気にしていない人がほとんどでしょう。
今回は、サイトやホームページでよく見られるWEBデザインについて、谷宜樹が解説していきます。


■WEBページは三部構成が基本

サイトやコンテンツのWEBページは、三部構成が基本だと言われています。
WEBページに掲載したいことを3つのエリアに分けてデザインすると、分かりやすく見やすいサイトになります。
3つのエリアの内容をそれぞれ整理してみましょう。

①ファーストビュー
WEBページを開いた時、最初に出てくる画面のことです。
キャッチコピーやリード文を使い、まずはサイトに訪れた人を惹きつけましょう。
ここで訪問者が「続きを見たい」と思ってくれれば、スクロールしてくれます。
サイトの内容が読まれるかどうかが決まる大切な画面ですね。

②本文
最も伝えたいことを記載する画面です。
商品の説明や企業の紹介、サービスの利点などを入力します。
小見出しをつけるなど、視覚的に分かりやすくデザインしましょう。
十分な情報量になっていないと、検索した時に上位表示されません。

③クローズ文・CTA
クローズ文でWEBページの内容をまとめます。
「CTA」とは「Call To Action」の略で、サイトの訪問者が行動を起こすのを促す要素と定義されています。
つまり、サイトの内容を読んだ訪問者がお問合せメールを送ったり、会員登録したりするためのボタンのことですね。
例えば会員登録したい場合、登録画面ページのURLを記載しておくのではなく、赤い長方形で囲われたボタンに「無料登録はこちら」と記載し、それを押せば登録画面へ移動するようにしておくのがCTAです。
これはWEBページの最後だけでなく、ファーストビューや本文中、ヘッダーのメニューバーにも記載されることがあります。


■どのページにも応用できる!

①~③の構成を意識しながらWEBページのレイアウトをすれば、見る人が理解しやすいWEBデザインになるでしょう。
この三部構成は、企業のホームページだけでなく、「LP(ランディングページ)」と呼ばれる商品の注文画面やイベントの予約画面、求人募集への申し込み画面などに効果的だと谷宜樹は思います。
他のページとこのLPがどう違うのかはまた次回お話したいと思いますが、ここにも三部構成が使われていることが多いです。
どんな内容のサイト・ページであっても、三部構成を意識したWEBデザインにすることでより効果的に伝えることができます。


WEBデザインには、基本的なルールがいくつか存在しています。
今回はその中でも、谷宜樹が最も大切にしている構成の作り方について解説しました。
サイトを作る際には、まず構成から考えてみてくださいね。


「WEBデザイン」ってどういうもの?何をするの?

2022年03月02日 | 基礎知識

私たちが普段目にしている広告には、紙でできたチラシからテレビCMまで様々なものがあります。
インターネットの世界でも、パソコンやスマホでいつも広告を目にしていると思います。
今回はネット上で目にするWEB広告やサイト、ホームページなどのデザインについて谷宜樹が解説していきます。

 

■「WEBデザイン」とは?

ネットで目にする情報は、サイトやホームページ、広告などがあります。
個人でもブログやサイトを運営している人がいて、それぞれオリジナリティあふれるページになっていますね。
このネット上に表示されるページをデザインすることを、「WEBデザイン」といいます。
たとえば、サイト内で使用する画像を作成したり、レイアウトを変更したりしてページを見やすくすることもWEBデザインです。
個人的な楽しみとしてブログの見た目をアレンジするというよりは、多くの人の目に触れる目的を持った広告を作ることがWEBデザインとなります。


■「WEBデザイナー」とは?

ネット上に表示されているページは、デザインによって人々の目に留まりやすいかスルーされるかが決まります。
ページに広告や宣伝の意味が強くなるほど、多くの人の目に留まることが重要視されますよね。
どんなデザインのものが目に留まりやすいか、そういうことを考えながらサイト・ホームページの見た目を決めていくのがWEBデザイナーの仕事です。
働き方としては、フリーランスで依頼を受ける人、WEBデザイン事務所に所属している人、広告代理店で働いている人などがいます。
谷宜樹もそんなWEBデザインに関わる者の1人です。
最近はリモートワークの人気職業として、WEBデザイナーが紹介されることもあるようです。
パソコンが得意な人には適職かもしれませんね。


■WEBデザインを作るってどういうこと?

WEBデザインの作成は、ある程度決まった流れがあります。
まずは初めにやることは「企画」。
サイト・ホームページを作ってほしいクライアントと打ち合わせをして、ページのコンセプトや目的を確認します。
クライアントが求めるものに疑問点や問題点があれば、改善を提案することもあります。
「それはサイトに載せない方が良い」
「もっと深く練らないと訴求力が足りない」
ということをクライアントが持ってくる場合もあるので、正直大変な作業ですね。
WEBデザイナーはより効果的な広告になるように、クライアントと密な意見交換をします。
デザインのコンセプトや目的が決まったら、実際にどのようなデザインにしていくか、さらに細かく設定していきます。


WEBデザインがどのようなことか、大体分かりましたか?
このサイトではWEBデザインに興味がある人のために、谷宜樹が少しずつ解説していくので、ぜひ一緒に勉強してみてくださいね。