実は、WEBデザインをするのに必ず持っていなくてはならない資格はありません。
独学で学んだ人でも、未経験者でもWEBデザイナーになることは可能です。
ただし、資格を持っていた方がメリットが大きいと谷宜樹は思います。
今回は、WEBデザイナーになりたい人が持っていた方が良い資格について紹介しましょう。
■就職活動で有利に!採用試験ではスキルを見られる
まずWEBデザインの資格を持っていると、どのようなメリットがあるか考えてみましょう。
WEBデザイナーを募集する企業にとって、その人が持つスキルが気になるところです。
もちろん「やってみたい」という意欲も大事ですが、即戦力が欲しい企業は実力を重要視するでしょう。
WEBデザイナーに応募するにあたり、「全く勉強していませんが、やる気はあります!」とアピールしても効果的ではないと谷宜樹は思います。
もちろん、全くの未経験が欲しいという企業がないわけではありませんが・・・。
また、採用試験に実技がない場合もあります。
「すでにスキルを持っているから資格は必要ない」と言う人もいますが、選ばれるためには実力を見てもらわなくてはいけません。
資格は、実力を目に見える形にしてくれるでしょう。
■どんな資格があると有利?ツール専用の資格も
WEBデザインに関連する資格は、次のようなものがあります。
PhotoshopやIllustratorが使えることを示す資格もあるので、ぜひ勉強してみましょう。
・ウェブデザイン技能検定
国家資格としてWEBデザイナーを認定するものです。
ただし、これを持っていなくてもWEBデザイナーを名乗れます。
難易度の低い3級は、気軽に受験しても良いでしょう。
筆記と実技があります。
・Webデザイナー検定
デザイナーとしての実力を示す内容です。
ベーシックとエキスパートのコースから選択できますが、受験資格は特にないのでご安心を。
・マルチメディア検定
デジタルコンテンツに関する知識を示すものです。
デザインだけでなく、情報技術も学べるでしょう。
・Webクリエイター能力認定試験
HTML、CSSなどの知識も出てきます。
コーディングを担当するデザイナーが取得しておきたい資格です。
・Photoshopクリエイター能力認定試験
ソフトを使った実技があり、制作のスキルや知識も問われます。
スタンダードコースは基礎的な内容が出題されますが、エキスパートコースは創造性が試されます。
・Illustratorクリエイター能力認定試験
ソフトを使いこなす技術と、制作のスキル・知識が試されます。
Photoshop試験と同じく、スタンダードとエキスパートの2つのコースがあります。
他にも様々な試験や検定があるでしょう。
これから勉強を始める人は、資格取得を目指すのも良いですね。
学びながら実力を示す認定がもらえ、就職にも有利になると谷宜樹は思います。