デザイン制作の極意~谷宜樹~

デザイン制作の極意を紹介していきます。

WEBデザイナーに必要な資格とは?無資格でも仕事ができる?

2022年06月08日 | WEBデザイナー
WEBデザイナーになるためには、どんな資格が必要でしょうか。
実は、WEBデザインをするのに必ず持っていなくてはならない資格はありません。
独学で学んだ人でも、未経験者でもWEBデザイナーになることは可能です。
ただし、資格を持っていた方がメリットが大きいと谷宜樹は思います。
今回は、WEBデザイナーになりたい人が持っていた方が良い資格について紹介しましょう。


■就職活動で有利に!採用試験ではスキルを見られる

まずWEBデザインの資格を持っていると、どのようなメリットがあるか考えてみましょう。
WEBデザイナーを募集する企業にとって、その人が持つスキルが気になるところです。
もちろん「やってみたい」という意欲も大事ですが、即戦力が欲しい企業は実力を重要視するでしょう。
WEBデザイナーに応募するにあたり、「全く勉強していませんが、やる気はあります!」とアピールしても効果的ではないと谷宜樹は思います。
もちろん、全くの未経験が欲しいという企業がないわけではありませんが・・・。
また、採用試験に実技がない場合もあります。
「すでにスキルを持っているから資格は必要ない」と言う人もいますが、選ばれるためには実力を見てもらわなくてはいけません。
資格は、実力を目に見える形にしてくれるでしょう。


■どんな資格があると有利?ツール専用の資格も

WEBデザインに関連する資格は、次のようなものがあります。
PhotoshopやIllustratorが使えることを示す資格もあるので、ぜひ勉強してみましょう。

・ウェブデザイン技能検定
国家資格としてWEBデザイナーを認定するものです。
ただし、これを持っていなくてもWEBデザイナーを名乗れます。
難易度の低い3級は、気軽に受験しても良いでしょう。
筆記と実技があります。

・Webデザイナー検定
デザイナーとしての実力を示す内容です。
ベーシックとエキスパートのコースから選択できますが、受験資格は特にないのでご安心を。

・マルチメディア検定
デジタルコンテンツに関する知識を示すものです。
デザインだけでなく、情報技術も学べるでしょう。

・Webクリエイター能力認定試験
HTML、CSSなどの知識も出てきます。
コーディングを担当するデザイナーが取得しておきたい資格です。

・Photoshopクリエイター能力認定試験
ソフトを使った実技があり、制作のスキルや知識も問われます。
スタンダードコースは基礎的な内容が出題されますが、エキスパートコースは創造性が試されます。

・Illustratorクリエイター能力認定試験
ソフトを使いこなす技術と、制作のスキル・知識が試されます。
Photoshop試験と同じく、スタンダードとエキスパートの2つのコースがあります。


他にも様々な試験や検定があるでしょう。
これから勉強を始める人は、資格取得を目指すのも良いですね。
学びながら実力を示す認定がもらえ、就職にも有利になると谷宜樹は思います。

WEBデザインを勉強する!実践が一番大切

2022年03月27日 | WEBデザイナー

WEBデザイナーになるためには、技術と知識の習得が必要です。
独学でも学校でも学ぶことはできますが、学習だけでなく実践を繰り返すことでセンスやスキルが身に付くと谷宜樹は思います。
今回は独学にせよ学校で学ぶにせよ、必要になるWEBデザインの勉強について谷宜樹が解説していきましょう。


■マークアップ言語を習得しよう

以前、HTML・CSSなどの「マークアップ言語」について紹介しました。
この言語を理解しないとWEBデザインはできません。
まずは、よく使われているHTMLとCSSをしっかり勉強しましょう。
入門レベルのもので構わないので、テキストを購入するのが谷宜樹のおすすめです。
ネットでも情報は出ていますが、これを読めば理解できるほど簡単ではありません。
古いやり方のようにも見えますが、テキストを片手にパソコンに向かい、実際にコードを入力しながら学習するのが一番覚えやすいのです。
理論を理解するというよりは、実際に手順を繰り返しながら体に覚えさせていきましょう。
「どういうことか分からない」と思っても気にせず進んでください。
ここで重要なのは、何も見ずにコード入力できるとか、理論を正しく理解するということではありません。
「このコードを入力するとこんなWEBデザインになるんだ」という確認作業でしかないので、あまり難しく考えずに進めましょう。


■早速実践!WEBサイトを作ってみよう

マークアップ言語の勉強が進んでくると、急に飽きてしまうことがあります。
毎日英数字の羅列を見ていたら、疲れてきますよね。
そういう時は試しに、WEBサイトを作ってみるのも面白いと谷宜樹は思います。
「WEBデザインの知識がまだ足りない」と遠慮する必要はありません。
実際にコード入力をして、サイトページにどう反映されるのかチェックしてみるのも良い勉強です。
とりあえず覚えたコードを入力してみて、自分のサイトを色々いじってみましょう。
思った通りにならなければ、またテキストを見返せば答えが分かります。
マークアップ言語の練習と併せて、気が向いた時にWEBサイトを作ってみてくださいね。


■好きなデザインを真似してみよう!Photoshopを使っても良い

WEBサイトを作ってみようと言っても、どんなサイトデザインにしたら良いか全く思いつかない時もあるでしょう。。
その場合は、企業広告でも通販ショップでも何でも良いですので、好きなWEBページのデザインを真似してみてください。
Photoshopなどのツールを使って、既存のWEBページと同じものが作れるか試してみるのもおすすめです。
文字の大きさや色、動きなどを再現しているうちに、「なぜここはこういうデザインにしたのか」ということに気が付くかもしれません。
技術もセンスも磨くことができるので、谷宜樹のおすすめです。


WEBデザインの勉強は、「サクサク学習・繰り返し実践」が効果的です。
気になるデザインはどんどん試してみて、体に覚えさせていきましょう。


ポートフォリオを作ろう!自分の能力を確認&アピール

2022年03月19日 | WEBデザイナー

WEBデザインでは、図形や色が与えるイメージや、効果的な言葉選びについての知識が必要です。
独学や学校で学んでいる人は、難しい理論に頭を悩ませることもあるでしょう。
実際にアプリケーションツールを使ってWEBデザインの勉強を始めた人も、なかなか形にならなくて面白くないと感じるかもしれません。
そんな時は、自分がどこまで知識を身に付けたのか、デザインのセンスがあるか知るために「ポートフォリオ」を作ってみると良いでしょう。
今回は、谷宜樹が実践的なサイトの作り方を紹介します。


■「ポートフォリオ」とは?

投資の世界でも聞く言葉ですが、WEBデザインの分野においては「自分の作品(デザイン)をまとめたもの」を表します。
本来は書類をまとめるためのケースという意味ですが、クライアントに対してWEBデザイナーが自分の実績をアピールするために使う作品集のようなものですね。
谷宜樹も、クライアントに営業をかける際には、まずポートフォリオを使って実績を提示します。
WEBデザイナーはそれぞれ得意とするものが違い、好んで使うデザインもあります。
クライアントはWEBデザイナーを選ぶ際の基準として、ポートフォリオの中身や実績内容を重視していることもあるでしょう。


■初心者でもポートフォリオが必要?

WEBデザイナーとしての実績が不十分であっても、ポートフォリオを作った方が良いと谷宜樹は考えます。
アピールできるほどの実績がなくても構いません。
まずは自分がどのようなデザインを得意としているかクライアントに見てもらいましょう。
WEBデザインの勉強中であれば、これまでの学習内容をまとめてみてくださいね。
学校に通っている人は、講師から添削してもらうのも谷宜樹のおすすめです。
「レポートを提出しなさい」と言われていなくても、自分で自分をテストしてみれば良いのです。
これまで学んできて知識が付いたと思っていても、いざWEBデザインを作ってみようとすると手が止まるかもしれません。
学んだことをすぐに実践するということを繰り返せば、より自分の力になるでしょう。


■何をポートフォリオに記載する?

ポートフォリオに記載すると良い項目について、谷宜樹が基本的なものを紹介します。

・自己紹介
まずは自分のプロフィールをまとめてみましょう。
何を伝えたいかではなく、クライアントが何を知りたいと思うか考えてみてください。
実績があればここでアピールします。

・作品紹介
今までに作ったWEBデザインを載せます。
それぞれに工夫した点やクライアントの評価などの説明を加えるとより好印象です。

・スキルを自己評価
自分ができることをまとめておきましょう。
使えるツールや言語、どれくらい使いこなせるかを自己評価します。
レベルを3~5段階で表すのも谷宜樹のおすすめです。

 

今回谷宜樹が紹介したもの以外にも、ポートフォリオに加えると良いものがあります。
テーマによっても必要となってくるものが違うので、よく考えて選んでみましょう。


どうやって勉強すればいい?WEBデザインの学習方法

2022年03月16日 | WEBデザイナー

WEBデザイナーとして活躍している人は、どうやって知識を身に付けたのでしょうか。
在宅でもできる仕事として人気が高まっているWEBデザインですが、誰でも簡単にできるわけではありません。
今回は、谷宜樹がWEBデザインを勉強する方法について紹介していきます。


■独学でもできる?必要なものは?

WEBデザインを独学で、と考える人もいるでしょう。
学校に通う費用や時間を考えると、空いた時間に家で勉強するのはお得かもしれません。
しかし、スケジュールを立て、計画的に勉強を進めることのできる人でないと独学はかなり難しい道だと谷宜樹は思います。
WEBデザイナーとして生計を立てたい人は、やはりお金を払って学校に通い、プロの講師に教えてもらいながら勉強する方が良いでしょう。
副業でおこづかいを稼ぎたい人や、趣味の範囲でやっている個人ブログのためにWEBデザインを学びたい人は独学でも十分です。
独学の場合は、専用のテキストを用意しましょう。
また、「Illusrator」や「Photoshop」などのソフトも入手する必要があります。


■学校に通う場合…どの学校を選ぶかが重要!

学校に通ってWEBデザインを学ぶ場合は、独学よりも深い知識を身に付けることができるでしょう。
資格取得サポートや、就職サポートのある学校が谷宜樹のおすすめです。
また、ただ知識やソフトの使い方を教えてもらうだけでなく、実際に自分で作ったWEBデザインを添削してもらえるカリキュラムがあると良いですね。
知識を学ぶだけなら独学でも十分ですが、せっかくプロの講師がいるならフィードバックしてもらいましょう。
学校によっては、座学で理論を教えるだけのところもあります。
実践的な学習が可能かどうか、学校選びの際によくチェックしてくださいね。


■WEBデザインだけではダメ?実際の仕事内容をイメージ

WEBデザインを学ぼうと思っている人は、理論を覚えたり、デザインツールを使えるようになったりするだけが目的ですか?
実際にWEBデザイナーとして働きたいのなら、現場での仕事内容をイメージした学習が不可欠です。
例えば、クライアントとの打ち合わせに必要なコミュニケーション能力とプレゼン能力、効果的なWEBサイトにするためのマーケティング能力についても身に付けるべきだと谷宜樹は考えます。
商品を取り扱う企業からWEBデザインを依頼された場合、今どんなものが売れているのかを知る必要があります。
その商品が食品か、アパレルかによっても違いますよね。
WEBデザインの勉強と併せて、情報収集やクライアントとのコミュニケーションの取り方についても勉強すると良いでしょう。


WEBデザインについて学ぶには、独学と学校に通ってプロの指導を受ける方法の2つがあります。
人によって合っている学び方がありますが、本格的にWEBデザイナーとして働くなら学校に通う方が谷宜樹のおすすめです。


WEBデザイナーはどうやったらなれる?働き方を見てみよう

2022年03月13日 | WEBデザイナー

WEBデザイナーとして働きたいと思っている人はいますか?
「WEBデザイナー募集」という情報があれば分かりやすいですが、事務や営業と比べて見つかりにくいですよね。
どこで働けばWEBデザインの仕事ができるでしょうか。
今回は、谷宜樹がWEBデザイナーの働き方について、3つのタイプをご紹介します。


■WEBデザイナーの働き方とは?

WEBサイトをデザインするのが、WEBデザイナーの仕事です。
働き方によって、仕事内容や求められるスキルも違うと谷宜樹は思います。

・制作会社で勤める
WEBデザイン・サイト制作などの会社に勤めるデザイナーの仕事を見てみましょう。
クライアントからの依頼により、他社のWEBサイトをデザインするのが制作会社の仕事です。
クライアントとの打ち合わせをWEBデザイナー自身がする場合と、営業や接客専門の担当者がいる場合があります。
WEBデザイナーが全て引き受けている場合には、デザインセンスの他に、コミュニケーション能力やスケジュール管理能力も必要になるでしょう。

・社内でWEBデザインを担当する
企業内の企画部や広報部で、WEBサイトを制作している人もいますよね。
彼らもWEBデザイナーだと谷宜樹は思います。
WEB制作会社に外注すると経費が掛かるので、パソコンに詳しい社員にサイトやホームページの更新を頼んでいる社長さんもいるでしょう。
普段は事務のパートさんでも、WEBサイトの制作を引き受ければ、立派なWEBデザイナーですね。
そのほか、外部から専属のWEBデザイナーを雇うこともあります。
社内で打ち合わせができるので、急な仕様変更や納期変更も可能です。

・フリーランスとして働く
在宅仕事として最近人気の働き方です。
企業でWEBデザイナーとして働き、経験を積んでから独立する人もいます。
もちろん独学で資格を取ったり、いきなり個人でWEBデザイン事務所を開業しても良いのですが、谷宜樹は十分な実績がないままデビューするのはおすすめしません。
また、クライアントを獲得するための営業も自分でしなくてはならないので、かなりハードルが高いと思います。
まずはWEB制作会社で働き、WEBデザイナーとしての知名度を獲得する方が良いと谷宜樹は考えています。


■どうやって働くの?資格はいる?

WEB制作会社で働きたい場合や、企業のWEBデザイン担当者として働きたい場合は、ハローワークに相談するか就職サイトなどで検索してみましょう。
今勤めている会社でWEBデザインをしたい場合は、企画・広報部に相談すると良いですね。
WEBデザイナーを名乗るのに資格は必要ありませんが、専用の検定試験があるので、持っていれば就職に有利になるでしょう。
例えばウェブデザイン検定、WEBデザイナー検定などがあります。


人気のWEBデザイナーの仕事ですが、あまり求人は多くない印象です。
まずは身近にWEB制作会社がないか探してみてくださいね。