中古車のネットショップCIA

昨日の続き

パターン1.「お待たせいたしました!こちらになります。有難うございました。」
と、同型の試乗車かレンタカーを手配して乗って帰ってもらう。

パターン2.「申し訳ございません。あいにく在庫を切らしております。
私のほうでお持ちしますので。」と家族の人がいる時間に訪問し説明する。

パターン3.「A様、とんでもございません。
あちらの車は試着用のようなものですので、A様には工場でオーダーメイドさせていただきます。
なので、お好みのお色や装備をおっしゃって頂きましたら、その通りのお車を作らせます。」
と優越感を与えるとともに、さらにオプションで売り上げをアップ!

4.正直に「A様、車はすぐに乗って帰れないのですよ。納車には2週間~3週間はかかります。」と話す。

営業マンと、奥から一緒に出てきた上司の対応は・・・4

期待していた方はごめんなさい。そんなに面白い話にはならないです。
なぜって、それはディーラーの営業マンの話だから。
オダギリ君や僕なら、2とか3とかの展開を考えるのだけど。
月に3台くらいの販売ノルマが「きつい」なんて言っているディーラーの営業マンと、
そんなやつしか育てられない上司が、この突発的な楽しい状況に対応して、うまいこと言えるわけがないのでした。
(10分以上、奥に行ったきり出てこなかったし。
A様「マクドナルドでもこんなに待たせないわよ!」と怒っていました。)

帰られる時の様子からして、
A様は別にすぐに車が必要な訳ではなくて、本当に知らなかっただけだと思われます。
つまり、普通に対応してあげればよかったのだよ。
それをいちいち動揺したり、奥に行ったりするから事が大きくなるんだ。

ま、おかげで楽しませてもらったけど。

しかし、このA様の言動「車を気軽に、洋服感覚で買っていただく」は業界の理想とする形でした。
こういう方が増えてくれると嬉しいですね。

ciaでは、もっとたくさんの人の車選びが
「気軽な、手軽な、お買い物感覚」になるように頑張っています。
みなさまの応援よろしくお願いします。

一部では「車への憧れや関心がなくなって、道具と化しているから、そういう買い方になるのだ。」
よくない現象だ。という声もあります。

確かに、昨日F1がありました。しかも伝統のモナコGP。
シューマッハの最後尾から5位入賞の激走ぶりは本当に凄かったのですが、話題になりません。

でも、それはそれでいいのではないかと思います。
道具感覚・家電感覚で売ろうとしている弊社に有利だからというのもありますが、
文化はそう簡単に創られる物ではないと思うので。

じっくり創っていけばいいと思いますよ。
メーカーはもっと頑張らないといけないと思いますが。
儲けすぎです。国に、車文化に、もっと貢献しなさい。

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