三菱自動車の燃費で不正 などでも書き、ずっと触れてきた、
7年前のダイハツのカタログ燃費下方修正(エコカー減税適用も修正)について、
「乖離率が40%を超えたから監査が入って~」という噂があった訳です。
零細車屋には、確かめようもないのですが、
一番の売れ筋商品の、売りのスペック(減税にも関係する)を、
リリースも出さず、こっそり下方修正したのだから、指導は入ってますよね。
ダイハツの松下範至専務執行役員は27日の決算発表で、三菱の燃費不正問題の発覚に関連し、
ダイハツでは同様の不正は「ない」との見解を示し、「当然ながら法令順守している」と述べた。(16/4/27 ロイター)
こんな発言をされると、ほじくり返したくなりますよね。
文春さん、よろしく。
さて、国がデータ測定も取り、正確な燃費を出す
と、いつものように仕事してるフリし始めたが、遅いんだよ!
(お役所のお仕事って大変なんですね。 のバス事故と一緒だな。)
年に数台でいいんだよ。
実燃費データはイロイロ転がってるのだから、それを見て、怪しいのを抜き打ちで、
国が走行抵抗値データ測定していたなら、とっくに発覚してた訳だ。
(発覚してなかったらor誤差レベルだったら=そんなに悪質じゃない
悪意のある不正じゃないって事だし。
三菱がこれになる可能性は、まだ残っている。マスゴミはボロカス叩いているが。)
7年前のダイハツの時に、大事にしていたら、
三菱も「ヤバいよ、ヤバいよ」と、不正を止めてたかもしれない。
(監査は入ったのか?トヨタ様の圧力はあったか?
今だと、カタログ燃費は詐欺的数字です。10 を見ると、
アクアとカローラHVが乖離率40%を超えているが、監査は入らないの?
等、文春さん、よろしく。)
ちなみに、国交省と経産省が2年後の導入を検討している
国際基準「WLTP」でも、今のJC08モードと、カタログ値はあまり変わらないらしい。
(20キロ/Lを超える車種は、軒並み1割2割下がる)
カタログ燃費との乖離率が大きいのは、20キロ/Lを超える車種だから、
導入しないよりはマシ。
とにかく、こんな適当な詐欺的数字で、エコエコいって免税だの補助金だのいって、
庶民から吸い上げた税金をジャブジャブ自動車メーカーに流し、
奴らは法人税払わなかった訳だ。税金返せ!
そして当然、古い車に重税を課してるのも止めなさい。いい加減にしてください。
(スクラップインセンティブで廃車にした、まだまだ走れた車は戻ってこない。)
今回の事件で、「カタログ燃費が全然参考にならない」と知った
なんていう情弱な皆さまは、相談ができる車屋cia に。車の情報局です。
石井啓一国土交通相は28日の閣議後記者会見で、同省が燃費の算出に必要なデータを測定する走行試験を独自に実施することを明らかにした。
改ざんがあった軽自動車4車種から始め、現在市販されている全9車種でも実施する。
国による試験は異例で、4車種の調査内容は6月中に公表する予定。
石井国交相は「メーカーが提出した値を信頼していたが、三菱自動車は信頼を損なった」と国自らが試験に乗り出した理由を説明した。
同省は5月2日から独立行政法人「自動車技術総合機構」がブレーキなどの認証試験に使っている埼玉県熊谷市のコースなどで試験を始める。
測定するのはタイヤと路面の摩擦や空気抵抗などの「走行抵抗値」。
走行抵抗値は本来はメーカーが自社で走行試験を実施して測定し、国に提出。
同機構が屋内にある測定器に抵抗値を入力して、燃費や排ガス性能を算出する。
改ざんがあった4車種で本来の抵抗値を測定し、正しい燃費と排ガス性能を算出し、6月中に内容を公表する。~(16/4/28 日本経済新聞)
4/29 こんなに乖離があるカタログ燃費を放置し続けたのは、お前らだろ!
どれだけ乖離があるのか、売れ筋の10車種について調べました。
ダイハツ、酷いな。
国が走行試験をしデータを取り、正確な燃費を出す?2
5/2 走行試験、意外と簡単そう。
国よ、他社もついでにデータ取ってみてください。
国が走行試験をしデータを取り、正確な燃費を出す?3