『短期間に売れるベストセラーで稼ぎ、売れない本は短命で絶版する。』
書籍業界のこんな常識が、ネット書店の普及で崩れつつある。
アマゾンで今年1~3月期に最も売れた本は、一昨年に発売された「7年前の顔になる 田中宥久子の『肌整形』メイク」だった。
1月までの順位は2000位前後だったが、2月中旬に著者がテレビ出演すると売り上げが跳ね上がった。
こうした現象は、普通の書店ではあり得ない。
1日200点以上に上る新刊本に押し出され、売れ行きの悪い本は数日で店頭から消えるから。
一方のネット書店は書棚の制約がなく、買われるのを待つ余裕がある。
流通業界では、売り上げ上位2割の製品が、売り上げ全体の8割を稼ぐと言われる。
しかし、アマゾンでは上位3割でも売り上げの7割。
ネットによる書籍の「延命」に焦点をあてたサービスも現れた。「復刊ドットコム」は、読みたい絶版本の希望を募り、100票に達すると出版社に復刊を働きかける。01年からこれまでに計2640点を出した。
昨年1年間で全体の5%に当たる約900店が廃業している。
(H14年2.3万店がH17年は2万店弱に。主に昔ながらの本屋さん、個人商店が消えている。やる気のない店は消えている。)
なるほど。これって、クルマ業界でも使えるんじゃない?
元々出版業界は変わっている。
出版社が決めた定価で売らなければいけなくて、売れれば7割持っていく(2000円としたら1400円)。
問屋が1割(200円)、書店は残りの2割(400円)。
毎日書店に行く人なんてそんなに居ないはずなのに、数日置いて売れ行きが悪いと返本。
(何と4割が書店に運ばれて、そして売れずに返本されていく。
書店で見つけたら、「読みたかった。」という人が居るかもしれないのに…。)
簡単に言えば、消費者そっちのけだったのだ。
そんな業界に風を吹き込んだのがネット。
そして業界が変わってきた。
同じように、消費者そっちのけのクルマ業界。に新風を吹き込むことができるのかC.I.A.・・・。
例えば、量販店を全国に展開することで、トヨタばかり売れている現状を変える
(販売力のないディーラーを抱えているメーカーの車を売ってあげる。)とか、
乗りたい絶版車の希望を募り、100票に達するとメーカーに生産を働きかけるとか。
今ディーラーの営業マン1人のノルマが3台らしいが、それを9台にする。
そうすると、全国3万店以上もあるディーラーは1万店に減り、その分車両価格を5%は下げれる。
(ロシアでは、営業マン一人当たり12台売っている。
日本のノルマ3台はおかしい!!やる気のない営業、ディーラーは消えましょう。)
などなど参考にして出来そう。
復刻版の販売なんて、いいと思いませんか?
例えば、カプチーノとか、86レビン・トレノや、シルビア。を中国とかで作ってもらうんです。
車の特許の期限ってどれくらいなんだろ?
切れてたら、ノウハウを買って、台数限定生産にして工場を借りて、薬のジェネリックみたいに半額で出せないかな?
VWのクラシックビートルをメキシコで作ってたよね。
あれはVWからライセンスを買って、どこかの会社が作ったはず。
(普通の価格だったし、むやみに作ってたけど。)
このblog、車雑誌の関係者の方が、よく見に来ていただいてるようなので、この場を借りていかがですか?この企画。
レストアの86を売るとか、イニDと連携するなんていうレベルじゃない、超面白いことになりそうでしょ?
もしくは、お金が余ってしょうがないセレブな方、出資お願いします。