1月のレクサスの販売台数は1,904台。全国に100店舗ちょっとありますから、一店舗約20台ですか・・・。
目標をこれだけ下回ることは、トヨタとしてはありえないことなので、
苦戦中としましたが、個人的には「頑張っている」と言ってあげてもいいのではと思います。
レクサス苦戦の原因としては、
値引き0、
来店対応型営業などこれまでの日本の車業界の常識を覆すスタイルを打ち出していることがあげられます。
僕的には、値引きというものがよくわからないので、値引き0営業には大賛成です。
でも、
「何だこの見積もりは!オラー、客をバカにしとんのかぁ~!絶対レクサスでは買わんからなぁ~!」
という人も結構いらっしゃるようです。
僕は、「いらっしゃいませ、こちらのお車はあんたなら10万円引きまでですね。」
「お客様でしたら、15万引きますよ。」
「担当が店長の私でよかったですね。18万引きます。」
と言ってる方がお客をバカにしていると思うのですが・・・。
ま、こういう日本の車業界の慣習はトヨタが作ったものが多いので、
レクサスが非難され販売台数が伸びないのは自業自得と言うわけで、業界人としては笑えるのですが。
訪問営業をレクサスも開始するようです。よせばいいのに。
売りにしている『おもてなし』は来店者用にマニュアルが作成されていて、
「ここでひざまづく」とかってロープレしているらしいから、
それもままならない今、外に出たらボロが出ますよ。気をつけろー。
とにかく、顧客も賢くならないとね。
物をいっぱいくれたから買うとか、
何回訪問してくれたから買う(買ってあげないと悪い)とか、
いくら値引きしてくれたから買うとか、
そういう安易なのやめましょうね。
大きな買い物なのですから、もっと賢くいきましょう。
そういう意味では、Fシステム はありだと思っています。
電化製品が、昔はナショナルのお店とか、町の電器屋さんで買っていたのが、今は量販店が台頭しているように、
車業界もメーカー→ディーラーから、量販店で選んで買う時代になっていけばいいと思うので。
そうすればメーカーからの奨励金の廃止、空売り(登録未使用車)の減少etcで、車輌本体価格の約10%は下げれるはず。
当社は、ディーラー(15000店以上)、車屋(4万店以上)を半分にする運動をしています。
ディーラー多過ぎるんじゃ~!消えてしまえ~。