ガソリン価格もじわじわ上がっていますし、自賠責は2割UPですか?3割?!
任意保険もUPらしいし。ちゃんと運用してるんでしょうか?
>金融庁は12日、自賠責保険の保険料を11年度から引き上げる方針を固めた。
交通事故被害者への保険金の支払いが増え、年間2000億円超に上る赤字解消を図るため。
11年度は1割程度引き上げ、13年度まで3年連続で引き上げることを軸に調整している。
自賠責保険審議会(金融庁長官の諮問機関)の議論を経て、月内にも政府が決定する。
10年度の自家用乗用車の2年契約の保険料(沖縄県、離島を除く)は2万2470円で、約1割引き上げた場合、約2万5000円となる。ただ、赤字解消のためには2割以上の値上げが必要となる見通しで、3年かけて段階的に引き上げる方向だ。
自賠責の保険料は08年度、たまった積立金を契約者に還元するために約2割引き下げられた。
だが、後遺障害による保険金の支払いが増加して、当時の予測より収支が悪化し、09年度は保険料収入約6000億円に対し、保険金支払いは8000億円以上となっていた。
保険料引き上げに対しては自動車販売への影響を懸念する自動車業界の反発も根強いが、金融庁は保険収支の改善のために引き上げはやむを得ないと判断した。(1/12 毎日新聞)
>損害保険大手各社が春以降、任意自動車保険の値上げに踏み切る。
背景には、高齢ドライバーの事故が増え、保険金支払いコストが増大している点がある。
契約者の負担が増す以上、それに見合う顧客サービスや経費節減などの経営努力をどう深めるか、各社の姿勢が問われる。
4月に自動車保険料を改定する損保ジャパンは、全体で約1・5%値上げする方針。
さらに、契約者やドライバーの年齢ごとに、保険料を細分化する料金体系を導入するのが最大の特徴だ。
一般的な契約の場合、70歳以上は7150円の値上げとなる。東京海上日動火災保険や三井住友海上火災保険も夏から秋にかけ、同様の値上げを検討している。
現行の保険料は、運転経験が浅く事故率が高い若者ほど高く、運転頻度の低い高齢者は安く設定されている。こうした考えから、二十代の保険料率は細かく設定され、三十歳以上は同じ保険料率だ。
この保険料体系が各社の収益を圧迫し、春以降の値上げの伏線となった。
近年、若者の自動車離れが進み、高い保険料を稼げる若者層からの収入が減っている。
加えて、高齢ドライバーの事故率上昇で保険金支払いが増加し、損保各社は収入減と支出増という“ダブルパンチ”にあえいでいた。
収支面での構造問題を解消しようと、保険料の参考値を算出する「損害保険料率算出機構」は09年7月、30歳以上一律だった保険料率を見直し、十歳刻みに細分化した上、事故率に合わせて、高齢者ほど高い保険料率を新たな参考値とした。(1/8 東京新聞)
【関連】保険金は出ないのが普通・・・、自賠責は税金? 一般会計に繰り入れられている積立は?!