18年最新版 輸出市場で人気の車
海外で、日本の中古車は大人気!
丈夫なトヨタなど国産車はもちろんですが、実はベンツ、BMWも人気なんです。
理由は、そもそも日本のリッチピープル向けの新車価格、にするために人気の装備が満載!
そして、メンテナンスパックが付いているので初期不良など、どんどん交換しているし、
大事に乗られているし、外装もピカピカ!そんな国は実は日本以外ないです。
だから、アメリカでも他の国でも売られているドイツ車も、日本の中古車が人気。
ただし、色や装備、また国によって
規制があったり(○年落ちまでしかダメとか、右ハンドルはダメとか)
優遇があったり(ハイブリッドなど)、
それが政権によって変わったりしますので、相場の変動は結構あります。
さて本題。
その輸出されていく中古車の値段は、日本国内で流通する相場より高い!
=そりゃあ輸出業者さんに売るよね。
=我々日本の庶民には、お買い得でない価格になってしまっています。
プリウスなんて10年落ち20万キロでもどんどん買われていきますし、
スズキのエネチャージも「ハイブリッド、エコカーだ」という事でどんどん買ってる国もあります。
また、20年25年落ちの車は無税!なんて国もあり、
バブル期のスポーツカーで、程度のいいポルシェとか、スカイラインGT-Rとか、シビック等々は、どんどん高値で海外に。
最終のBNR34で1千万円オーバーとかも。(程度がいい、走行1万キロとかですけど。)
おまけ
もちろん、業者間流通の相場が輸出相場に合わせて高くなっている車は、
お客様から高く買われています。(業者がぼったくってる訳じゃないです)
=新車で該当車種、色、装備を買われた方は、高く売れ、お得なカーライフになるかもしれません。
06/9/17 公開日の記事
今日は、お買い得じゃない車のご紹介です。
まずは昨日の記事に関連してセルシオです。
565万~750万円だった価格設定が、新セルシオLSは770万~965万円と200万円アップです。
これだけ値上がりすると、セルシオを頑張って買おうと思っていた人は手が出なくなります。
しかもレクサスということで、LSの中古車がしばらく出てくることはありません。
そこで、セルシオの人気が高騰しています。
しかもセルシオの生産は、数ヶ月前に終わっていますから、欲しい人は中古車で買うしかないのです。
という状況なので人気が上がれば、相場も上がります。
今後、かなりの期間高値安定になると思われますので、
セルシオにこだわらず、ニッサン シーマや輸入車をご検討されてみてはいかがでしょうか?
あと、お買い得ではない車の代表が写真のトヨタ WiLLサイファ。(新車価格126万円)
02年~05年に発売されていた、Vitzベースの派生モデルWiLLの第三弾です。
ですから、人気があればVitzより高く、人気がなければ安くなるはずなのですが、安くなりません。
というのが、大失敗の『P-way』導入車だから。
サイファで開始されたこのシステムは、走行距離に応じてリース会社に料金を払うというもの。
リースだから、メンテナンス費用も、税金も込みで月5,000円ちょっと+走った距離(km)×45円
で乗れるということで、サイファを買った人はかなりこれで買った。
(というか、おそらくトヨタが勧めた。)
トヨタは、「3万くらいになるような距離を走ってくれれば儲かる。画期的だ!」
と思ったのだろうが、実際は1万ちょっとだった人が多かったとか。
大赤字で『P-way』はひっそりと廃止。
つまり、そんな大赤字でリースアップになったサイファが店頭に並んでいるのです。
(だから、サイファってほとんどトヨタディーラー系の中古車販売店にしか置いてないでしょ。)
という裏事情で割高になっているサイファは、あまりオススメしません。無難にVitzをどうぞ。