悟るカメラ

猫や風景などなど

うだるような暑さの中で

2010-07-02 | カメラ日記

「RING CUBE」にて、久保圭一写真展「時を忘れしまち -古座街道-」を見る。
撮影者である久保氏の感じる(生まれ育った町を離れ、改めて町を訪れたときに感じた違和感)
この感覚は、自分でも体感したばかりなので良く理解出来る。

老いてゆき朽ちていく町や建造物。
その中で生きる高齢者と無邪気に遊ぶ子供たち。
古座川町の光と影が丁寧に撮影されていた。

こういった光景は、地方だけではなく都内でも散見される。
老いてゆく町を見下ろすように次々と建てられている高層マンション群を見上げても感じるのは違和感。

美しい日本の原風景から垣間見られる過疎と生きる時を忘れた街と人たち【新-写真空間】