ロープ。アルフレッド・ヒッチコック監督によるワンシーン・リアルタイムのサスペンス。同級生二人が別の同級生を殺害してチェストに隠したままホームパーティをする話。
ビビリのほうはもちろん自信家のほうも挙動がおかしくてヒヤヒヤ。そもそもチェストの上に料理を置くというのがおかしいよ。それで上手く隠せているつもりなのがイタい。策士策に溺れるというやつか。
ビビリのほうはロープやら絞めるやらに過剰反応。まあ人を殺めてすぐ冷静にはなれないだろうけど。それにしても計画殺人なんかできるタイプじゃなさそうなのに…自信家に誘われて仕方なく手伝った感じなんですかね。
先生は先生で殺人についての持論がヤバい。心の中で思っているだけならまだしも、生徒とそういう話をして盛り上がるのはいかがなものかと。彼らが同級生を殺したのは先生の思想に影響を受けた部分が大きいんじゃ…。
ところで同級生を殺したのは本当に劣ってるからというだけなんですかね? そういう理由付けをしているけど、本当は何か別の動機があったのではないかと思ってしまう。