瑞原唯子のひとりごと

ザ・クリーナー 消された殺人


特殊清掃員が騙されて殺人事件に巻き込まれてしまう話。

誰かに騙されて殺人現場を清掃させられたという導入部分は面白かったけど、展開や結末にはモヤモヤが残る。買収絡みかと思わせておいて、実は愛人が思い込みで殺したよというだけの話で拍子抜け。そのわりにはごちゃごちゃしていてややこしくてわかりづらかった。

エディは思い込みの激しいヤンデレなの? 愛人とのことだけでなく、主人公との関係にもすごくこだわりを持っているようで。主人公の妻を殺した犯人が刑務所で殺された件も彼の仕業なんですかね? 相棒だから敵をとってあげたよ的な? それなのに距離を置かれるようになって怒り心頭みたいな?

買収については結局どうなったのかな。主人公も悪いことしてるのに結局うまくやった感じ? それで罪悪感を覚えるわけでもなく平然としていて、それなのにどこかいいひとふうに描かれているあたり、何か納得いかないというか嫌悪感があるというか。

娘への態度にもモヤモヤ。この子は母親が殺されたところを幼少期に目撃してるんだからさぁ。ママを忘れたくないという気持ちは尊重してあげないと。パパが同じような目に遭うかもという不安には寄り添ってあげないと。そこらへんの対応があまりにも雑というか自分本位すぎでは。

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