マリー・アントワネット。キルスティン・ダンスト主演の映画。録画してあったのを見ました。オープニングがポップなガールズムービー的な雰囲気でちょっと困惑。本編でもちょいちょいそういう演出がありましたが、あのオープニングがあったからか違和感なく見られました。衣装とか内装とかお菓子とかは見ているだけで楽しかったです。ああいうドレスを描きたいとか思ってしまった。どこまで史実に基づいているのかわからないけど、最初のほうはマリー・アントワネットに同情してしまいました。高位のひとたちが夫婦の寝室にぞろぞろ入ってきて、何十人もの人たちの前で着替えさせられるとかしんどい。服を脱ぐのも着るのも自由にさせてもらえない。おかしな習慣や儀式がありまくりで常に人に囲まれて気が休まらない。そのうえ夫をその気にさせろと故郷の親兄弟にまで叱られるとかつらい。無垢なティーンエイジャーにはなかなか酷な話。調べてみたら結婚したのは14歳だよ…14歳には見えなかったけどな(笑)。少女っぽく見せようとはしていたけどちょっと無理があった。夫は糖尿病か何かで不能なんじゃないかと思ってたけど、そうではなかったらしい。あんなお菓子食べまくりシャンパン飲みまくりの生活をしていたら体をこわすか太るかだと思う。でもとりあえず体型は保ってるのな…どうやってるんだろ…。妻に愛人がいたことに夫は気付いていたんだろうか。あの時代ではよくあること? その後も夫とは仲よさそうにしてましたよね。浪費とギャンブルにはまっていた時期もあったけど、子供ができてからは自然派の生活で、そんなに浪費家という感じはしなかった。最後はヴェルサイユを追われたところで終わっていて、断頭台の露と消えるところまでは描いていませんでした。マリー・アントワネットの生涯を描くというか、マリー・アントワネットのヴェルサイユので生活を描くという感じかな。
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