瑞原唯子のひとりごと

ブロークバック・マウンテン


1963年に出会った二人のカウボーイの友情を超えた物語。

二十年にわたって二人の関係が描かれていたけど、二人ともクズとしか…自分さえよければ家族やまわりのひとはどうでもいいんですかね。当時はいまとは比べものにならないほど同性愛に理解のない時代だったので、そこに関しては同情するけど、だからといって妻子を蔑ろにしていいわけがない。結局ただの不倫。目撃してしまった妻の気持ちを思うとしんどい。

たとえ二人が一緒に牧場で暮らすことを選んだとしても、きっと上手くいかなかったんじゃないかな。そんな気がしてならない。二人とも相手を思いやれないタイプなので、一緒に暮らしたら不平不満がたまる一方ではないかと。

そもそも始まりからしていきなりすぎてビックリしたんだけど。そんな感じでもなかったのにテントに入ったら唐突に…。そういうところが男性的といえば男性的なのかもしれない。最初は性欲がたまってたからってだけだったんですかね? これが体から始まる恋というやつ? あといちゃつくのはいいけど真面目に仕事しろと思ってしまった。目撃したのに何も言わなかった雇い主は優しい。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

ランキングに参加しています

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事