瑞原唯子のひとりごと

告白

2017年3月11日
告白。松たか子主演の映画。録画してあったのを見ました。ひたすら気持ち悪い。人間のいやらしさ、醜さ、弱さ、残酷さなどを淡々と描いていて。どいつもこいつも気持ち悪いというあたりはソロモンの偽証に通じるものがあるかな。あっちはカタルシスがあったのでまだいいけど、こっちは最後まで気持ち悪いから救いようがない。特に前半の学級内の雰囲気とか同調圧力とかいじめとか、あのあたりが妙にリアルで気持ち悪い。熱血教師の空回りというかむしろ悪化させてるあたりも反吐が出そうだった。人を殺しておいて天国に行けると思っている母親も気持ち悪い。とまあ気持ち悪いを連発していますが、これだけ心をざわめかせてくれるものはそうないし、良くも悪くも強い印象を残してくれたし、何だかんだいってもみんなの心の動きは興味深いし、最後まで目が離せなかったし、面白いのは間違いないんだけど。視点を変えて語られるたびに違った真実が見えてくるあたりとか引き込まれます。ただ二度は見たくない(笑)。

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