メラノーマとの付き合い方

悪性黒色腫(メラノーマ)との告知を受けてしまいました
結構珍しい病気らしいので闘病記を記しておこうと思います

治療前検査

2018-05-30 21:07:13 | 通院
薬治療を始めるための診察
通いなれた病院を受診するのはホッとする

早速、使用する薬の説明を聞いた
ネットで検索していたのと同じ、2種類の薬を飲むらしい
ただ、すぐには薬が準備出来ないとのことで
申請はしてあるけど、もう少し時間が掛かるとのこと
一通り説明を聞いた後、この前視界がおかしくなったこと
脳のMRIの結果はどうだったのか聞いてみた
結果は異常無し
異常が無いってことは気にしすぎだったのかな
でも、これからは何か少しでも異常を感じたら
すぐに転移を疑うことになりそう
先生に不安を伝えると、気になる症状があったら
相談して貰えば良いとのことだった
今後の為に緩和内科へ紹介してもらうことになった
体調を崩してから掛かるより、今のうちから掛かっておいた方が
何かと良いらしいので、近日中に受診してみよう

薬の準備が整う前に各種検査を受けなくてはならない
とりあえず今日は血液検査、レントゲン、心電図
時間が掛かるかと思ったのだが、今日はどこもガラガラ
お昼時だからなのか、患者が居なくて
どこも待つことなく検査が進み、あっという間に終了
やっぱり大学病院より人が少ないな
次は来週、心臓内科を受診
心電図に心臓内科って、副作用で心臓にダメージ受けるってことなのかな?
副作用は出ない人は全く出ないらしいけど、
こればっかりは実際に服用してみないとわからないから
副作用が辛いと嫌だな
癌の治療で体調を崩すのって、本末転倒って気がする

会計を済ませた後、職場に提出するための
診断書の手続きをしておいた
これから休むこと多くなるだろうし、
仕事するの面倒くさくなりそう

遺伝子検査の結果

2018-05-28 21:16:13 | 病気について思うこと
ステージⅣの告知を受けて2週間
ようやく検査の結果が出た

夕方、自宅の電話の方に大学病院から連絡が入った
てっきり昼間、携帯の方に連絡が来ると思っていたのでビックリ
ドキドキしながら聞くと、遺伝子に変異ありとのこと
薬の選択肢が1つ増えた
日本人では10万人に1人のメラノーマ患者の中で
30%の人にしか変異がないらしいが
見事に選ばれた
オプジーボよりも副作用が少ないらしい
なるべく早く治療を始めた方が良いとのことなので
急いで予約を取らなくちゃ
治療代が凄く掛かるらしいのが困りもの
長生きすればするだけ治療費も掛かる
とは言っても、まだ、もう少し生きていたい
ちゃびの為に少しでもお金は残したい
残された時間が短いならば、ちゃびと一緒に居られる時間を増やしたい
仕事は辞めてノンビリ過ごしたい
でも、お金が必要
あ~ジレンマ
残り時間がハッキリと分かれば、色々準備しやすいのに
とりあえずは治療してみるか

進行スピード

2018-05-18 21:04:48 | 病気について思うこと
メラノーマは転移しやすい癌で
早い段階から他に転移する
と、どこかのHPで見ていたけど、これほどとは

4月に受けたCT検査では首以外には腫瘍は無かった
それが1ヶ月後に受けた検査ではあちこちに転移が見つかった

右副神経域 15㎜
右内深頸領域 9㎜

左乳房外側
両側背部
右大腿
右鼠径部
左腹壁
左臀部
(皮下に小結節)

右乳房D領域 5㎜

左上葉

直腸左側 12㎜
左下腹壁動静脈沿い

上記に転移の可能性があるそうな
言われるまで気が付かなかったけど、この内のいくつかは
確かに何かあるのを発見した
発見してしまうと気になるので、ついつい触ってしまう
刺激を与えると大きくなるからダメだって言われたのだけど
どうにも気になって仕方が無い
特に首、右副神経域のやつはかなり大きいので
どうしても気になって気になって触りまくってしまう
だから取って欲しかったのにな
化学療法が効いたら小さくなるのかな

この調子で増殖していったら恐ろしいことになりそうだ

閃輝暗点

2018-05-17 20:55:05 | 病気について思うこと
車で1時間掛けて通勤
今日もいつものように出社してよっこらせと椅子に座ったのだが
どうも様子がおかしい
何だかチカチカするのだ
視界の左側に馬の蹄のような形で光のようなものが見えて歪んでいる
パソコンを見ると文字の一部が見えない
心配になりネットで症状を検索して見ると
閃輝暗点(せんきあんてん)どうもこれっぽい
偏頭痛を伴うことが多いらしいが頭痛は無い
頭痛がない場合は脳梗塞や網膜剥離、腫瘍の可能性もあるらしい
腫瘍か~
脳に転移があっても不思議はないよな
何しろ原発巣は頭皮だったし、直腸に転移しているぐらいだもの
脳の方がずっと近いし
そういえばMRIの結果聞いてなかったな
大丈夫だったのだろうか?
何だか急に心配になってきた
何かあるとすぐに癌を疑ってしまう
これはずっと続くんだろうな
幸い10分程で光は治まった
気にはなるけど、慌てて病院に行く程でもないし
次の診察の時にでも相談してみよう

検査結果

2018-05-15 20:59:18 | 通院
ようやく検査結果を踏まえての診察日がやってきた
朝早くから病院、頭頸部外科外来へ
わりと早目に診察室へ呼ばれた
画像を見ると、首の腫瘍はかなりの大きさ
他に癒着が見られないようなので
今のうちに取ってしまうのが良いとのこと
組織検査の結果はやっぱりメラノーマの転移だったこと
リンパ節郭清術を行い、潜んでいるかもしれない癌を
取り除く等々の説明を受けた
最初の診察時に手術日を仮押さえしてあるそうで
それを元に日程を調整して貰えるそうだ
ようやく治療の目途がたって一安心
せっかく検査を受けたので他に何も無かったか
軽い気持ちで聞いてみたのだが・・・

肺に結節あり
え?それって転移じゃないの?
最近、咳がよく出ると思ってたんだよね
やっぱりか
直腸にも結節あり
え?それって良くないのでは・・・
先生も
「スイマセン、結果をスルーしてました」って、おい
これってもしかして、ステージⅣってことじゃないの?
転移かどうか、この結果だけではハッキリわからないので
内科の受診予約を入れておく
手術の準備を勧めつつ、転移を疑う箇所、特に直腸については
早急に検査出来るように手配をするので
少し外で待っていてほしいとのこと
すっかり雲行きが変わってしまった
直腸の検査って、もしかするとお尻からカメラを入れるのかな?
嫌だな~と思いつつしばらく待っていると
再び診察室へ呼ばれた

「皮膚科の先生とも相談をしたのですが、
 すぐに皮膚科の方を受診してください、あちらで説明があります」
皮膚科へ移動するとすぐに診察室へ呼ばれた
結局、手術は中止
検査結果を詳しく見せて貰ったのだが、転移が疑われる箇所が
何ヶ所も記載されているではないか
肺(左上葉)、直腸(左側)だけではなく、皮下に多発転移(6か所)
左下腹壁動静脈沿い、右乳房等々
画像のあちこちに矢印でマーキングしてあった
ステージⅣ
手術ではなく、化学療法の出番だ
てっきりオプジーポを使うのだと思っていたのだが、
副作用が結構厳しいらしく、もう1つの薬が使えるかどうか
検査をすることを勧められた
何でも遺伝子に変異が無いと効果が無い薬だが副作用が軽いらしい
検査に少しばかりお金が掛かるとのことだったけど
少しでも副作用が少ない方が良いので、検査してもらうことになった
以前摘出した腫瘍を検査に出すので、手間いらず
結果が出るまでにまた2週間
何もしないで過ごすことになってしまった
首の腫瘍はかなり成長しているので、リンパ廓清はともかく
これだけは取って欲しかったのだがまぁ仕方が無い
無治療期間が長くなってしまうけど大丈夫なのかな
入院、手術に備えて色々準備していたのに何だかガッカリだ