あらフィフ→あらカンの私は年齢なりの老化現象が現れている。芸能人なら「劣化」と書かれているのね..悲しいけど。
外見上白髪・しわ・シミ・たるみ。何気に鏡に映った自分がおばあさんに見える事がある。良く思って小さいおばさん。
10年くらい前ならデパコスの高級化粧品を頑張って買って使ったり友人とエステも行ってみたりしたけれど..「手をかけたのとそうでないのとは10年後に差が出る」と言われるように、確かにその通りだとは思う。スキンケア大事。
でもここに来て値段に見合う分だけ実際に差がでてるのかなーと思えばそうでもない気がする。
必死(?)に肌のアンチエイジングを頑張っていた頃は自分が使っている製品よりさらにグレードの高いクリーム1個10万円とかさっと買えるご婦人達はいいな、なんて思ってた。
デパコスのカウンターに座っている品の良い婦人や高級エステから常連風(笑、会員様)のご婦人が出てくるのを憧れを持ってマジマジと見ていると(もの欲しげに)
似てないが皆同じような顔をしてる事に気づいた。オイルでピチッとテカテカさせた小皺肌にしっかり塗られたファンデーション。しっかり描かれてた眉と濃い色の口紅。マスカラでコーティングされだ長いまつ毛..そして香水の香り。お金をかけてるのは一目瞭然で、自信にも満ちているように見える、でも若々しくはないし何かしら造られた感じがする。私にはそう見えるようになった。
いつか自分に「こういう風になるのに憧れてるの?」と問いてみた。答えは"No"だった。
どんなに頑張っても年をとるのは当たり前。芸能人やCMモデルさん達は生まれつきの美貌をお持ちで➕α(もしや整形)かもしれないし、化粧品に夢や魔法を信じてそれらに大金を注ぎ込むくらいならそれを別の事に使った方が楽しいのではないかと思いはじめた。というのは10年たってもアンチエイジングの実感ないからなのかな。または見た目を気にしなくなったおばさんになった。
最近ネット上で色んな分野の専門家さんたちがそれぞれの専門の解析をしている。(全てが正しいとは思わないしステマとかってのもあるらしい)新しい知識を得るのは面白い。美容分野では化粧品解析とかやっている。この成分はこういう効果があるとかっていうの。私は危ない化粧成分を避けたくて見ていたのだけどプチプラの化粧品でも安全で肌に良い成分のがあるのね、高級嗜好は衰退して来てたので買ってみた。感想としては肌に刺激はないし保湿されるし良い感じ。顔そのものは変わんないけどそれは高級ブランド品もそうだったし使用感も変わらないよ(化粧のノリとか)。きっと繊細な部分で違いはあるのだろうけど。
今までのはなんだったんだ。
医師達は皮膚ケアは日焼けを避けることと保湿が大事と言う。私もそれは実感している。
もう高級化粧品を買うことはないな。