ほんとうは・・・

不二家のペコちゃん

あるお店の入り口に
ペコちゃんが置いてあった

確か頭が揺れたよなぁ～
なんて思いだした

何故か無性に
頭を触りたくなった

でも用事を済ませた帰りにするか
なんて後回しに

さて帰りしな
頭を揺らそうと思いきや

小さい子とお母さんが
人形の前に立っていた

あっ～、頭が揺れている
びょん、びょん、ゆれ、ゆれ

「ごめんなさいをしなさい」
なんてお母さんが言っている

どうもペコちゃんの頭を
たたいたらしい

二人の邪魔をしてまで変なおじさんが
ペコちゃんの頭を揺らす訳にはいかない

仕方なく通り過ぎたが
少し行ってから振り返ると

親子でバイバイといいながら
ペコちゃんに手を振っている

おしかったぁ～
もう少し遅ければ頭に触れられたのに

ソフトバンクの前の白い犬より
こっちの方がかわいいぞぉ～

なにせ思い出が
いっぱい詰まっているもんな

いい年こいて
どうでもいい事ですけど・・・

でもやっぱり頭に触って見たいな
それが本音です