ピョンだピョン

お抹茶のスポンジに
栗の入ったアンコ

夕食後に食べた甘いもの
美味しかったです

朝、出勤前、庭に水をやっていたら
いつもながらバッタ君がピョン

今日は大きいバッタ
たまに赤ちゃんバッタもピョンする

次男が見ていて
捕まえろって言う

可哀想じゃん
それにもうお仕事に行くんだから

軽く水をかける
早く逃げろピョン

草むらにピョン
あっという間にいなくなる

どこへ行ったの
忍者みたいだピョン

次男と二人で
きょろきょろピョン


何か温かいものが欲しい
心がそう思っても

何かがやってくると
ピョンと逃げたくなる

それが温かいものなのか
それが冷たいものなのか

それが優しいものなのか
それが厳しいものなのか

何かがやってくる
でも、ピョンと逃げたくなる

近づいてくる足音と
扉を叩く音

温かさ？冷たさ？
優しさ？厳しさ？

どちらかなのか判るけど
ピョンと逃げたくなる

扉を開けて向かい入れること無く
ピョンと逃げたくなる

身を隠す草むらも無いのに
ピョンと逃げたくなる