バリ島 旅行記 第十一章

これから予約していたSPAへ行く事に。
ウタマロはpm9:30に迎えに来るため、pm7:00から2時間の予約を入れてました。
SPAは、エリシアンの近くなのでプラザバリからはタクシーで約30分くらいかかりました。
ちょうど皆が仕事を終えて帰る頃なので渋滞がすごかったです。
前も後ろも左も右もマナーの悪いバイクだらけ。
この運転手さん日本で運転させてあげたいな…なんて思ったりなんかして
すごく親切な人で、私がカメラを車窓に向けるとスピードを緩めたり、近寄ったりしてくれます。
個人的な意見ですが、バリ島でタクシー乗るならブルーバードタクシーをお薦めします。

いい加減なタクシーも走っているので注意しましょう。

SPAまでの車窓。

カラフルなお店







さすがアジア。　どことなく日本の田舎の風景に似ています。

細い道をくねくね行くと目的地のSPAに到着！
Spa Air
Villa Air Baliの中に入っています。




おしゃれなロビー。すべて台湾人オーナーのデザインらしいです。


中庭もステキ！！


Spaの受付から見た眺め。


Spaを受ける部屋。カップルにうれしい２人部屋です。

私が受けたコースは、フラワーフットバスから始まり、全身オイルマッサージ、緑茶のスクラブ、ヨーグルトパック、フラワーバスといったフルコースです。
とても気持ちよかったのですが、バリ島は昼と夜の温度差がある為、夜受けた私には少し肌寒い感じがしました。
やっぱり日中に受けるに限ります。
ヨーグルトパックの後、シャワーを浴びフラワーバスに入るのですがこれがまた優雅な気分にさせてくれます。

お姫様気分にうっとり。

Spaを終えるとCafeでお茶をいただきました。
ここのヴィラの夕食は全て部屋食らしく、この時間帯は誰もCafeにはいませんでした。
それにしても本当に素敵はヴィラです。
次回はここに宿泊したいです。
でもちょっと高そう…

エリシアンに戻るとウタマロが待っていました。
早速出発かと思いきやホテル側が洗濯代を請求するのを忘れていたらしいのです。
受付でお金を払おうとしたところ、最初に書かれていた料金と異なっているのがわかりました。
10と印字されていたものが手書きで上から20と書き直されていたのです。
これには文句を言わざる終えません。
たかだか100円程の事なんですが、こういう事は、やはりきっちりしておかないとと思い、ウタマロに通訳してもらいながら差額を払う訳にはいかないと伝えました。
これにはホテル側も驚き、上の人まで出て来る始末。
こちらも負けじと、意地でも払うそぶりを見せませんでした。
こまってるウタマロ。
暫くして、ようやくホテル側も話を飲み込めたらしく謝って元の料金で請求してきました。
今までから値段の表示を訂正する事無く、支払う段階で書き直して請求してきたらしいのです。
みなさん太っ腹なのか請求書をよく見ていないのかすんなり払っているとの事。
ホテル側からは、今回の事で大変勉強になりましたと逆に感謝されました。

出発時間も過ぎており焦るウタマロと共にホテルを出る事に。
空港までの間、車の中では、お決まりの感想を聞かれました。
ウタマロ『ここのホテルとロイヤルピタマハどちらがよかったですか？』
私すかさず『ここのホテルがよかったです。』
ウタマロ『…どうして？』
私『虫が少ないから。』
言うの忘れてましたが、ロイヤルピタマハで敷地を散策した後、部屋に戻って横になっているとジーパンに毛虫がついているのを発見したのです。
その時の私は我を忘れてしまい、何事かと思うくらいの大きな声で叫んでしまいました。
確かにバリスタイルを満喫にするにはいいと思うんですが、やっぱり虫は苦手です。
ウタマロは、私がロイヤルピタマハ最高！！なんてったってバリ島の伝統的な雰囲気を味わえるじゃん！エリシアンとは格が違うよん！とでも言うのを期待していたみたいで、ちょっと拍子抜け状態でした。
次の質問
ウタマロ『昨日は、どこに行かれましたか？』
私『昨日は前の晩に食べた物があたったようで、お腹痛くて一日中部屋で寝てました。』
ウタマロ『そうですか…大変でしたね…』
さらに話を合わすように『バリ島に住んでる私たちも、お腹痛の薬はいつも持ち歩いてます。屋台で食べると一発ですよ。』
本当は、『タナロット寺院に行って来たんですよ。絵に描いたようなサンセットの風景はすばらしい！！バリ島もう最高！』という答えを待っていたのに違いありません。話はあまり盛り上がりませんでした。
と、一人でそんな事を考えているうちに、デンバサール空港に到着しました。

ここでウタマロとお別れです。
あの黄色と白のド派手な制服も、浅黒い顔から溢れる白い歯（お世辞抜きで真っ白な歯でした）もこれで最後だと思うと少し寂しくなりました。
最後に一緒に記念写真をパチリ。


今回の旅行も色々ありましたが、それなりに忘れられない思い出となりました。

アクシデントが多かった旅のせいか、帰りの飛行機からは世界遺産の屋久島を目にする事が出来ました。
機長もこんなはっきり見える屋久島は珍しいとアナウンスしてました。
これはきっと色々あった私たちに対して、旅の締めくくりのご褒美なんだと、またまた勝手な思い込みを抱きながら帰路につくのでした。



そうそうクイズの答えはガソリンスタンドでした！

追伸
私がバリのブログを作っているとイギリスの妹はパリのブログを作ってました。

バリとパリ濁点と○でこんなにも響きが違うなんて…