Chiakiの徒然日記

16ヶ月。

お盆の真っ只中で迎える、あれから16ヶ月の今日。
リフォーム工事も終わり、日常が戻ってきた。

地元新聞で、月に1つのテーマで、10~14回ずつ連載されるコラムがある。
「あの時何が」。
先月末から今月初めにかけて12回連載されたテーマは「行政」(県)編。
初回はインパクトが強かった。
何しろ、秋田県知事のちょっと(いや、かなり?)まずい対応が世間を騒がせていた時期だったから余計に。

20時過ぎまで会合に出席していた知事。
知事公舎に帰宅し、さあ寝よう、というときに最初の地震に襲われた。
公用車も秘書も待たずに公舎を飛び出したという。
記事中には「走った」とあったが、流石にコレは比喩表現だろう。
県庁までの1キロの道のりを急ぐ中で、外に出ている住民たちの安否を確認しながら進んだという。
大きな余震が続く中での徒歩移動は、賛否は分かれるところだろうが、結果的には知事の判断は間違いではなかったと思う。
直前まで会合に出ていたのだから、多少のお酒は入っていただろう。
それでも、すぐに動ける知事を私は尊敬する。

その後の連載では、「支援する側」としての体裁は整っていたものの、「支援される側」としての体裁が全く整っていなかったことが露呈されるなど、
いろいろな課題が見えた、という指摘が相次いだ。
「支援される側」にならないと、見えてこないものもあるのだから、ある程度は仕方がないんじゃないかなとも思った。
拠点になるはずの施設が、まさか震源地で被災して使えなくなるなんて、考えもしなかったし。
ある程度選択肢を増やしておく、というのも見つかった課題なのかな。

行政編の最後は、行方不明者の捜索のあり方。
これには答えはなかなか出せないだろうな、と第三者としては感じた。
今回は自分たちで見つけ出すという、親心のすさまじさを見せつけられた。
色々と課題はあるだろうが、行方不明者を「0」で終わらせることの出来たことは、評価したいと思う。

たぶん、今月の最終週あたりから次の連載が始まると思うが、またじっくり読んでいきたいと思う。
そして、いつかはこの一連の連載を書籍化して欲しい、と思っている。

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