大学時代に、落としてしまった単位は、1年次の2教科4単位。
そのうちの1教科2単位は「絶対無理だ!」と覚悟していたので、そこまでショックはなかった。
他学部の必修科目で(私は教養科目)、前期は自分の専攻とも重なる部分があったので、
何とかなったのだが、後期は他学部の専攻の方にシフトしてしまってチンプンカンプン。
先生の言っていることが分からない…、という事態に陥ってしまった。
ちなみに、統計学。
分散分析のような、心理学でも使うものなら別の教科でも習っていたし、何とかついて行けたんだけど…。
後期の途中で見切りをつけたなぁ…。「ここまで理解しなくてもいいだろう」と。
試験は受けたが、評定は単位の出ない「D」。だろうね、と納得していた。
もう一つの後期教科2単位を落としたことはショックだった。
必修で、この単位が取れなかったら卒業出来ない。
テストの成績が足りなかったのか、それとも、1日だけ休んだのが悪かったのか…。
個人的には前者だと思って次の年次に頑張ったが、もしかしたら後者だったかも…と思う時もある。
休んだ理由は、母方祖父の死去。
同じ県内の大学に通っているなら、出席したと思うが、熊本と広島じゃそう簡単に行き来できない。
当時は新幹線なんて通っていなかったし、何ならまだ議論していた時期だし。
広島に戻ったあと、欠席届は出したが、「時すでに遅し」だったのかなぁ…。
人の生き死になんて、簡単にコントロールできるものではないのだから、
いくらなんでも「祖父の死去に伴う帰省」が単位を出さない理由になるとは思いたくないな。
ま、テストの結果が返されていない以上、テストの点が足りなかったという理由も十分に考えられるので、
そちらであろうと納得させている。
主に出題された部分が、よりによって休んだ時に行われた講義内容だったというのも不運だった。