Chiakiの徒然日記

私的名医を見分ける術

一時期、母が色んな病院を回っていたときのこと。
処方される薬が悉く体にあわず、効果よりも副作用が強かった。

大病院の皮膚科でのこと。
「副作用がひどくて…」
と訴える母に、若い医師(女性)は
「副作用なんてあるはずがない」
とにべもない。
「でも、こうあったんですよ」
と必死に訴える母。
「そんなこと言ったって、私は見てないですもん!」
ついに医師キレた。
「見てないって、昨日、一昨日とここは休みでしょうが!!」
母も負けじと応戦。母に軍配。

別の皮膚科クリニックでのこと。
「処方された薬を飲んだら、こういう症状が出て…」
と恐る恐る訴える母に、医師(男性)はうん、うんとうなづきながら、最後に一言。
「あり得ます。100人に出ないからといって101人目に出ないとは限りません。」

私にも似たような経験がある。
色々な医師から「今飲んでいる薬の副作用が原因では?」と言われたので、
その薬を処方している医師に伝えたところ、即座に否定されてしまった。
病院を変えてみたところ、
「今まで大丈夫だったとしても、突然副作用が出ることありますよ」
とのこと。

この前も咳が止まらないので、ちょっと不安になったため別の耳鼻科を受診してみた。
処方されている薬などを見せたところ、
「的確に処方されていますよ~」
お。
ついでに副鼻腔炎が治っているか、治りかけているかを判断するためにレントゲンも撮ってもらった。
副鼻腔炎、完治はしていないものの的確に治療してあるおかげで、大分治まりかけているとか。
おぉ~。
ちょっとした疑惑が胸の中を渦巻いていたのだけど、一気に晴れた。
「前のお医者さんから処方されたお薬は飲みきってください。
ちょっと咳が長引いているのが心配だから、お手伝いする感じで追加投与しておきますね」

前の医師の診断等を即否定する医師も多い中、ここの先生は前の医師の診断をしっかり評価してくれた。
そして自分の治療は「お手伝い」と…。
ほー…やっぱりこういう医師が「名医」なんだろうな。
私のかかりつけの医師も、副作用の訴えは真摯に聞いてくれる。
「あちゃー」とか「ありゃりゃ」とかが口癖だけど、全然嫌味はない。
耳鼻科、両方にかかることは不可能だけど、いいところを見つけたな♪

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