この何年かで、コンビニのレジに外国人スタッフがいることが増えたような気がする。
それ自体は全く何とも思わない。
あからさまに不愉快そうな顔をする人を見たこともあるが、スタッフさんに失礼でしょう。
私の行動を思い返すと、日本人スタッフに対してと外国人スタッフに対しての言動に微妙な違いがあることに気づいた。
「袋、要りますか?」
という質問に対し、日本人スタッフだと「いえ、いいです」、外国人スタッフだと「いえ、要りません」になっている。
もし必要だったら、日本人スタッフには「お願いします」、外国人スタッフには「ください(お願いしますを付けることも)」になる。
日本人スタッフには、曖昧すぎる言葉を使うことが多いが、外国人スタッフにはきっぱりとした言葉を使っている。
たしか、一度意思の疎通が上手くいかなくて互いに難儀したことがあったんだよな~。
それからは相手が外国人だと分かった時点で、無意識に「きっぱりモード」になるようだ。
日本人スタッフに対しても「きっぱりモード」になれたらいいんだけどな~。
自分でもよく分からないけど、聞き返されない限りは「曖昧モード」になってしまう…。
これらのことを「差別だ」と言われてしまったら反論のしようがないのだけど、個人的には外国人スタッフの皆さんのことは尊敬している。
私を含めて、「Yes」とも「No」とも取れる言葉を使ってコミュニケーションを取るような国で、頑張って接客しているのだから。
私がコンビニでアルバイトをしていた25年以上前とは比べものにならないくらい、業務内容も多岐にわたっているのだから、その点だけでも凄いと思う。
月に一度とか、数ヶ月に一度とか、そのくらいしか利用しない店舗にいる外国人スタッフの日本語が行くたびに流ちょうになっていっているのを見ると、こちらも嬉しくなる。
みんな頑張っているんだなと思うと、こちらも元気づけられるのだ。
そうだ、2ヶ月ほどご無沙汰のあの店舗に、次の機会には行ってみようかな。