Chiakiの徒然日記

信じられなかった数字

中学3年の3学期の体育で「5」を取った。
卒業式の前日に行われた修了式で渡された通知表を見た瞬間、「え!?」と釘付けになった。

当時は当然相対評価。クラスでも7人くらいしか「5」はないと言われていた。
その7人の中に入ったの?この私が?それも体育で?

中学時代に限らず、体育は苦手で、スポーツテストも「あんた本気出してないでしょ」みたいなコメントが返ってくる始末。
本人は精一杯やっているのに…。
50M走をやれば10秒切れないし、1000M走れば5分以上掛かるし、
体育の時間のたびに行われる200M走でも40秒の制限時間内にゴールできないし…、
とダメダメな生徒だったため、当然ながら成績は悪かった。
それでも、先生の目には一生懸命やっているように映っていたのか、
「体育」はダメでも「保健」は良かったためか、「2」で評価は留まっていた。

そんな私が何で体育で一気に3つも成績が伸びたのか。
考えられるのは1つしかない。
「ラジオ体操の成績が良かったから」!!
我が中学校では、「○○(中学名)体操」というオリジナルの体操を導入していたため、
ラジオ体操をしっかりとは習っていなかった。
高校ではそういうわけにはいかないからと、中3の3学期にしっかりと叩き込まれたのだ。
そして、その体操のテストが唯一の評価対象だったのだ。
走ったり、競技したりするのは苦手でも、こういうのは得意な私。
さっさと合格して、ソフトテニスで遊んでいたのを覚えている。

こうして、私の人生最初で最後の体育の「5」は、今でも誇りに思っている。

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