Chiakiの徒然日記

校歌論議~その2~

前回の新聞投書に反論する形で、1つの意見が今朝の新聞に掲載された。
投稿者は私もよく知る人物。
というか、私が「知らない」なんて言ったら大変失礼にあたる方。
高校2年の時に着任した当時の校長先生(男性卒業生でもある)。

第一ほど校歌を見事に歌い上げる学校はない、と断言したうえで、自分たちが校歌で辛い思いをしていたと吐露。
男女共学になった後に制定されたこの校歌。
校長先生が在学していた当時、「男子は邪魔なのか?」と思っていたそうだ。
まだ「清き操」が女性のみに求められていた時代。
男子生徒を追い出すために制定された校歌じゃないかと感じていたそうだ。

今の男子生徒たちがどのように感じるのかは分からないけど、OBの方の意見は凄く重く感じる。
校歌とはまた違う、別の曲を校歌代わりに歌っていた時代もあるらしい。
前回の投書では「女性のみに求められるという古い精神が問題」と指摘されていた。
今だって、ちょっとネットサーフィンをすれば、女性にのみ貞操を守れというような書き込みを見かける。
貞操を奪うのは男性なのに、「女性が守れないのは不謹慎だ。」というような書き込み。
若い世代にも「男はいいけど、女はダメ」という価値観が残っているのではないかとも感じる。
だから以前、「いまどき『操』ってのもねぇ…」なんて書いたんだけど。

まだどのように決着するのかは全く見えないけど、早く決着を付けて欲しいという思いもある。
きっと「最低限にとどめる」と言っている以上、問題となっている「清き操」の部分のみの改訂だろうから…。
男子生徒がまた逃げ出さないように、今度は同じ轍を踏まないでほしい。

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