Chiakiの徒然日記

どう声をかければ…

昨日、朝から咳が止まらず、これはいかん!と思い耳鼻科へ行ってきた。
その帰り際、杖をついたお年寄りがよろよろと入ってきているところへ出くわした。
懸命に杖を頼りに歩いているおじいさんと、「ちゃんと前に足を出して!」と激励(?)しているおばあさん。
これは下手に手を出さない方がいいな、と思ったので「ゆっくりでいいですよ~」とだけ声を掛けておいた。
もちろん私は自動ドアの脇によけて、おじいさんが通りやすいようにはしておいた。

大学生のころに、視覚障害を持った方を誘導したことがある。
とあるコンビニに買い物に行ったところ、その帰りに白杖を持った人がやってきた。
辺りも薄暗かったし、ちょっと様子を窺っていたら、その人はコンビニの外に置いてあるゴミ箱にぶつかって、身動きが取れなくなってしまった。
急いで自転車を止め直して、その人に駆け寄って
「大丈夫ですか?」
と声を掛けた。
「何かがあって前に進めない…」
とその方は答えてくれたので、そこにゴミ箱があることを伝えて、少し横へ移動してもらうように伝えた。
そして、そのまま腕を貸して店内へと連れて行った。
とても感謝されて、気分はよかった。

でも…。
果たして、あの状況で「大丈夫ですか?」という声かけは適切だったのか?という疑問も湧きあがってきた。
たまたま、言葉尻をとらえて
「これが大丈夫に見えるか!」
なんて言う人ではなかったから、その後もスムーズに誘導できたけど…。
「May I help you?」
に相当する気軽に使えるような言葉がない、というのもその一因なのかな?
「お手伝いしましょうか?」
だと、特に視覚障害の方には驚かれてしまうんじゃないか?という感じもするし、ちょっと仰々しいイメージもある。
まぁ、いきなり声をかけるという点では
「大丈夫ですか?」
も同じかもしれないけど…。

声かけって考え始めると難しいですね。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「遠い日への回想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事