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Chiakiの徒然日記

対照的な男たち(笑)

大学時代、2人の男性後輩から同じ質問を受けた。
仮にAくんとBくんとしておこう。

Aくんとは、ゼミでの先輩・後輩としてのお付き合いが始まって、2年目に突入しようという頃だった。
「○○さん(私の苗字)、ずっと気になっていたんですけど…」
とおずおずと切り出してきた。
「はい?どうしたの?」
あまりに改まっているAくんの様子に、ちょっと身構えた。
どんな質問が飛んでくるのやら…。すると…。
「その額の傷、何ですか?どうしたんですか?」
…。
Aくんには悪いけど、吹き出してしまった(笑)
なんだ、そんなことか。と。

対してBくん。彼もゼミでの先輩・後輩の関係だった。
顔合わせの茶話会があった後、最初に顔を合わせた時に単刀直入に聞かれた。
「その額、どうしたんですか?」
…。
ほぼ初対面の相手にいきなり聞きますか。

どちらに対しても、同じ答えをした。
「幼稚園の頃に、自転車の練習をしていて落ちた。」と。
近所の整形外科に運び込まれたが、日曜日ということもあって、院長不在。
入院施設があるため、職員さんはいたので、その場で救急病院への搬送が決まった。
救急車を呼ぶか、タクシーを飛ばしてもらうかでちょっと議論になった気もするが、
結局はその整形外科の真ん前にあるタクシー会社のタクシーで救急病院へ。
運び込まれた救急病院で、7針を縫った。

だが、これには後日談があって、ガーゼ交換などの処置のために、最初に訪れた整形外科に行ったところ、
医師が驚いたらしい。これだけの傷をたった7針で縫い合わせるなんて!!と。
実は、救急病院にも関わらず、整形外科医が不在で、外科医が処置をしてくれたのだが、
「とにかく縫い合わせればいい」という考えのもとで後々のことまでは全く考えずに縫ったらしいのだ。

荒く縫い合わされたため、25年たった今でも、額にはくっきりとした傷痕が残っている。
それを2人の後輩男性が訊ねてきたのだ。
でも、Bくんのようにいきなり聞いてこられると、ちょっと面食らう。
Aくんのように、ある程度親しくなってからならいいんだけど。
女性の心って微妙なんだよね~(笑)
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