Chiakiの徒然日記

アラーム騒動

私がまだ小学校低学年だった頃。
夏休みに、手術を受けるために大阪に行っていた。
1泊2日のプチ入院だったのだが、幼稚園の頃から数えてもう数回目となっていた。
いつもは母と2人だけで行っていたのだが、その年は弟も行きたいと言い出したので、
叔母に同行を頼んで(いくらなんでも弟は病院には泊まれないので)、4人で大阪へ。
無事に手術も終わり、翌日には退院。
弟たちと合流して、約束通りおもちゃ屋さんへ。
手術を我慢したご褒美だった。
どういう手術かというと、背中や上腕部分にドライアイスを押しあてられるというもの。
麻酔なし、めちゃくちゃ痛い。
なので、手術が無事に終わったら、おもちゃを買ってもらうことを約束していたのだ。
普段「○○したら買ってあげる」なんてことは絶対になかったので、これだけが例外だった。

で、私が何を選んだのかは忘れてしまったが、弟が選んだのが何らかのロボットだった。
我が家に戦隊ロボがあったことはないので、おそらくトランスフォーマーか何かだったと思うのだが。
帰りの飛行機の中で早速遊ぼうと張り切っていた弟。
手荷物検査場で待ったがかかってしまった。
おもちゃの箱がエックス線検査に引っ掛かったのだ。
けたたましく鳴るアラームに、弟の顔は引きつっていた。
念のため、と開梱されたおもちゃの箱。
もちろん、物騒なものが入っているはずもなく、単にロボットについていた剣だか、銃だかが反応したらしい。
そのことが確認されたので、おもちゃは無事、弟の手に戻った。

今ならどうなるんだろうね?
当時とは比べ物にならないくらい、チェックが厳しいから、おもちゃそのものにアラームが鳴ってしまったりしないかな?
飛行機内に持ち込むおもちゃも考え抜かなければならないのかもしれない。

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