ジュディ犬気分屋ブロぐースタイル

ミックス犬ジュディよりも・・・その飼い主が日々経験したり感じた事柄を書いていく幅広めのブログです。

あの味はまだ健在でした。(私が薦める美味しいチーズケーキ)

2005-09-20 10:17:22 | 買い物 お土産

気づけばもう秋がどんどん近づいてきているようです。
今朝は、自宅の近くと、工場の両方で「百舌鳥の高鳴き」を聞きました。
そろそろナワバリ争い開始ですか。

今日は昨日のブログでお話致しましたチーズケーキのお店についての報告です。
関西(特に大阪を中心として)でチーズケーキブームがあった頃、メディアに取り上げられていたお店のものよりも、自分自身の味覚でこちらのほうが美味しいと思ったお店があったというお話を書きました。
ただ、最近は車でお店の前を通るだけで、今も扱っているかは不明でした。そこで早速、妻にお願いしてそのお店に買いに行って貰いました。
以前はお店の入り口にチーズケーキを扱っている旨の張り紙がありましたが、今は何もありません。一見すると普通の喫茶店です。
仕方が無いので妻は直接お店に入り、聞いてみることにしました。
対応に出てくれたマスターに、「以前、夫がここのチーズケーキを美味しいと気に入って、よく買って食べたり、お土産にしていたのだが、最近では入り口の表示も無くなり、まだ扱っているのか?と言う事で・・・」と話をしました。
するとマスターからは、「現在は、以前のような販売はやっていないが、そう言ってお店に来てくださる方には、今もお売りしています。」「一度に8個、10個まとめて買っていかれる方も居るんですよ。」との返事が返ってきました。
そこで、妻は1個購入してきてくれました。お値段は、あの頃よりはほんの少し上がって税込みで¥550でした。あの頃と同じでかなりリーズナブルです。
まず、ケーキの大きさですが、直径が約13cm程度、厚みは3cm程度ありました。
ナイフを入れてみましたが、ケーキ自体はやわらかいタイプでこれはあの頃と同じでした。ケーキの一番底部には、薄いスポンジケーキが敷かれ、その上にチーズケーキ部分が流し込まれ、焼かれたようです。
ただし、ここで問題なのが味です。古い記憶ではありますが、あの頃と同じ味かどうか?

一口食べて安心しました。スフレのような柔らかい感じと、しつこくない甘み、あの頃の味も確かこんな風だったと思いました。
やっぱり美味しいです。一人で半分、いや1個でもいけそうな口当たりの良さです。こう感じたのは食べたのが夕方だったせい?だけではないでしょう。
一緒に食べた妻も一瞬にして気に入ったようで、「時間が合えばまた何度でも買いに行きたい」と言っておりました。
ただ、ケーキを買う際、マスターは「以前は隣のデパートにも、うちの店頭にも出していたが、かなりしんどいので、止めてしまった。今はそんなには作っていないし。」とも言っておられたそうです。
個人的にはご紹介したいお店ですが、上記のような理由から情報が大きく広がると逆にお店に対しご迷惑となる恐れがあますので、これを読まれた方は、ご自身だけの情報に留めて置いて下さいますようお願いします。
お店の名前はCoCo1(ココワン)と言います。お店の場所は大阪府八尾市。近鉄大阪線八尾駅下車、東側に西武八尾店があり、その東隣に西武の立体駐車場があります。その駐車場1階の南端に喫茶店として入っておられます。
お店に入って「チーズケーキを買いたい」と言えば売って下さると思いますが、そんなに数を作っておられるようではないので、その点はご承知置き下さい。
妻の話では、お店は夜8時までやっているらしいので、仕事帰りのお土産にすればきっと喜んでもらえると思いますよ。また、何かの機会で八尾に来られる事がありましたらぜひ、CoCo1にも立ち寄ってみて下さい。

「地域限定」がお土産の“命”でした(ネットショッピングがまだ無かった頃その2)

2005-09-19 19:02:06 | 買い物 お土産
ご当地商品、特にグルメ商品がネットを通じて買える現在ですが、ネット販売が生まれる以前には、何分、食品である為、安全性、つまり衛生面の観点から、やはり“手土産”として持っていく方法が一般的だったと思います。
(実際、現在のグルメを中心としたネット通販が成り立つのは宅配便の保冷技術の発達があればこそなのでしょうが。)
その為、どうしてもお土産となると日持ちのするものに偏りがちで、、バラエティーに乏しく、全国どこでも似たような商品ばかりになっていたかと思います。
(観光地のお土産では“○○に行って来ました”“~のたまご”といった具合で、今もこの傾向はあまり変わっていないようですが。)
ところが、1990年を挟んだ頃から「地域限定」を謳った商品が出始めました。
まず、漫画「美味しんぼ」で各地の食材や料理が全国に紹介され、続いて、漫画「夏子の酒」により、地酒、特に吟醸酒に注目が集まる地酒ブームが起こりました。ヒトの目が「地方“(色)」に向けられる大きなきっかけだったと思います。
また、グリコが試験販売的に近畿地域限定で(同時期に札幌でも販売されていたとの情報もありましたが)『つぶつぶイチゴポッキー』を売り出しました。
さらに、1992年11月にはキリンビールが関西地域限定で『キリン関西風味生ビール』を販売、その後1994年4月には京都府内限定で『キリン京都1497』を販売しました。
キリンから遅れる事、約2年、アサヒビールも負けじと、1994年2月に『アサヒ生一丁』というビールを関西限定で売り出しました。私の記憶では、『生一丁』はかなり長い期間販売されていたように思われます。
1996年まで、東京で暮らしておりましたので、大阪土産にはこれらの商品を良く使わせてもらいました。どの商品も評判は上々でした。
1994年4月1日の酒税法改正に伴い、ビール製造量の枠が(年間2000klから60klへ)大幅に緩和され、“地ビール”が解禁となりました。
第一号は新潟県の『越後ビール』だったと記憶しています。
このようにして、「全国どこでも同じ」というナショナルブランド全盛の時代から、「地域の特性を売り」にしたプライベートブランド(この言葉は90年後半以降の「価格破壊ブーム?」の際、ニュアンスの違う使われ方をしましたが)台頭へと流れが変化したのがこの時期でした。
それまでの、全体主義的な価値を求める傾向から、個人が個性を求めようとする傾向へと日本人の価値観が変化し始めた表れだったと言えるかもしれません。
私見ではありますが、この背景には、1991年夏まで続いた、<バブル経済>がもたらした、金銭面を主とする“余裕”とそれに伴う個々人の“選択肢の増加”があるのではないかと思います。
ジャパンマネーにつられ、世界中から様々なブランドが日本に入ってきましたし、多くの人がビジネス、レジャーで海外に出かけ、“本物”を体験してきてしまったのですから。
自ずと選択肢は増えますし、また選択眼を持つようになるはずです。バブルがもたらした良い副産物といえるのではないでしょうか?

話を戻します。同じ頃、大阪では「焼きたてのチーズケーキ」ブームが起こり、その中でも『りくろーおじさんのチーズケーキ』がほぼ一人勝ちの人気を誇っておりました。最盛期には難波エリアを中心にかなりのお店を展開されておられました。
現在も難波高島屋さんの近くでお店を出しておられます。やはり、焼きたてのホールサイズのチーズケーキが確か¥500で、ケーキの上にはおじさんのキャラクターがしっかりと焼印され、どこのケーキかは一目瞭然という戦略が大きかったと思います。
また、“焼きたて”を買いたい人の作る行列が、人の目を引き、さらに人を呼び込む相乗効果もうまく活用されていたのかもしれません。
私自身は2度ほど、東京へのお土産用として並んで買いました。ケーキの中には、アクセントでしょうか? レーズンが入っていた事を覚えています。
あっさりした優しい味の「ふわふわ系」ベイクドチーズケーキでした。
この時期にはテレビや雑誌も大きく取り上げ「食べるならこれしかない」的なすごい騒ぎとなっていました。
個人的には、これよりもっと美味しいと思うケーキを見つけたため、その後はそちらのケーキをお土産にするようになりましたが・・・。
そのケーキは中側がもっと柔らかくトローッとした感じで、例えるなら最近流行っている『窯出しチーズケーキ』に近い食感でした。
ですが、このケーキは雑誌などに取り上げられる事は殆ど無かったようで・・・個人的にはいつでもすぐ買えて嬉しかったのですけれど。
最近はお店の前を通るだけになってしまった為、今も売っているかは不明なのですが、近日中に調べて見る予定です。
まだ販売されていて、味も変わっていなければ、ぜひ、お店の名前と場所を紹介したいと思います。

次回も引き続き、東京土産に買って帰ったもの、地域限定だったが無くなってしまった商品、自分でネット購入した食べ物についての感想などを書いていこうと思います。


冷やしあめを知っていますか?(ネットショッピングがまだ無かった頃その1)

2005-09-17 09:22:24 | 買い物 お土産
今回から数回に分けてタイトルにあるように「少し昔の」地域限定の食べ物について載せていきます。 まずは飲み物から始めます。

全国の皆さん、<冷やしあめ>を知っていますか?「よーく冷やした飴玉?」いいえ、そうではありません。関西、特に大阪を中心として、古くから(起源は知らないのですが親の話からすると間違いなく戦後以降は、巷に存在していたようです。)
ある飲み物です。透明で薄いべっ甲色をしており、甘みはあるのですが、生姜が効かせてあり、いわゆる『大人味』な飲み物です。
子供の頃、プールの出口を出てすぐの売店(出店?屋台?だったかも知れないのですが)では必ずこの飲み物とオレンジジュースが並んで売られておりました。
私を含め大抵の子供は迷わずオレンジジュースを注文しておりましたが、中に、1~2人は冷やしあめを注文する者もおりました。
結局は口直しの為に私達のオレンジジュースを分けてもらう事にはなるのですが・・・
「オッサンくさー」と思いましたが、大人になった今、よく考えてみると、この冷やしあめ、なかなか考えられた飲み物です。
プールで散々泳いでエネルギーを消耗した体に糖分を供給すると共に、冷えた体を、生姜の作用で徐々に温めていく。さらに、その抗酸化作用で日焼けした肌へのフォローもしてくれる。
夏場には、とっても理に適った飲み物じゃないですか?(まあ、今この文章を書きながら気づいただけなのですが(笑))

私自身、ここ数年冷やしあめを飲んでいないのでちょっと不安なのですが(確か最後に飲んだのはまだ20世紀だったと思います)、
関西には、知らない人は少ない(であろう)『サンガリア』という飲料メーカーさんがあります。
『1、2、サンガリア、2、2、サンガリア~』というCMソングに聞き覚えのある方いますよね?
このサンガリアさんが缶飲料で、<冷やしあめ>を販売しておられました。

確か、黄色地の缶に格子のような模様が入り、縦に「ひやしあめ」と書かれていたはずです。
このサンガリアさんも、さすがは関西の会社、ある意味非常に合理的で、この冷やしあめの缶をくるっと180度回転させると、「ひやしあめ」の真裏には
「あめゆ」と書かれています。これで寒い冬には、HOTにして楽しんでもらえるわけです。(夏に売れ残っても大丈夫!!)
『一缶で2度おいしい』とはこのことですね。
サンガリアさん、この他にも、ユニークな飲み物をたくさん提供しておられます。他社より含まれている成分の種類や量が多いアイソトニック飲料やお茶、他社に先駆けて80年代後半頃には白樺の樹液?成分が入った缶入り飲料なども発売されていました。
インターネットなど誰もが知らなかった1990年前後、今のように各地の商品を簡単に『お取り寄せ』など出来なかったので私自身、地方発信の珍しいお土産としてよく使わせてもらっていました。

サンガリアさんの近年での大ヒットは 『みっくちゅじゅーちゅ』シリーズではないでしょうか?
小さな缶に入った、大阪の喫茶店で出されるミックスジュースの味を再現したジュースです。
大阪では町の所々にサンガリアさんの自販機がありますので、見つけたら飲んでみてください。

これを書いている途中でサンガリアさんのサイトを調べてみました。

サンガリアさんのURLは以下です。
http://www.sangaria.co.jp/index.html

これによると、<ひやしあめ>はまだ販売されています。よかったー。

今晩、久しぶりに近くの自販機で買って飲んでみようと思います。(入ってるかな?)

オンラインショッピングもしているようですので、関西以外の方、よければチャレンジしてみてください。

それでは、次回に続きます。

追記です。
ひやしあめの起源はどうやら京都のようです。(詳細に調べてないのですが。)
やっぱり味は変わっていない感じがしました。
(TVCMでよくある「さらに美味しくなって新発売!!」ってなことは無く、「そのまーんま」な感じです)


ういろ!ないろ?(名古屋のお土産)

2005-09-13 09:28:13 | 買い物 お土産
皆さん、<ういろ>はご存知かと思います。名古屋の有名なお土産品で、最近ではサイズの大小、のみならず様々な味のものが作られています。
では<ないろ>はいかがでしょうか?
私自身、名前だけは聞いた事があったのですが、どんなものかは知りませんでした。
先日、たまたま名古屋に行く機会があったので、一緒に行った方や添乗されたガイドさんにも<ないろ>のことを訊いて見たのですが、誰も知りませんでした。
「自分の記憶違いで、実は<ないろ>は存在しないのでは?」と不安になりました。

京都の有名なお土産品に『生八橋(なまやつはし)』があります。商品自体はほとんど変わらないのですが、製造するメーカーさんによって、「おたべ」や「聖(ひじり)」や「夕子」といった名前がつけられています。

「もしかすると、この<ないろ>もメーカーさんが『ういろ』につけた別の呼び名なのか」とも思い、途中立ち寄ったサービスエリアなどのお土産物コーナーを見てみましたが、やはり、<ないろ>は見つかりませんでした。

「やはり自分の記憶違いで、実は<ないろ>は存在しないのだ」そういう気持ちに傾きかけたその時、それは、思いがけない所で、そして思いがけない形で私の前に現れました。

愛知万博(愛、地球博)会場は名古屋市郊外の丘陵地帯を利用して作られた広い会場です。たまたま7/9にお昼過ぎまでの短時間ではありますが、見学する機会があったので行って参りました。
開場前には到着していたのですが、入場までには1時間以上掛かりました。
その為、先にお土産を買っておこうと、お土産物売り場に行きました。
売り場には、博覧会キャラクターのモリゾー、キッコログッズやマンモス君、そしてなぜかモンチッチのグッズまでが様々な商品として売られていました。
(会場、そしてお土産物については少し前の記事で書きました。)
お土産の定番は食べ物ということで、食べ物のコーナーを色々見ていました。

その時です!

自分の記憶が間違っていなかったことをはっきりと証明してくれる商品がそこにありました。

『ういろないろパイ』(添付写真を見てください。) <ないろ>がありました。

箱の裏には「パイの原料に「ういろ種(米粉)、こし餡、名古屋コーチンの卵」を加えた生地を焼き上げた上品な味わいの大須ういろだけの専売品です」と書かれてありました。
ちなみに、このパイ、形と味は、かの有名な『うなぎパイ』に良く似ていました。

大須ういろさんは大手のういろメーカーさんです。そこで大須ういろのサイトを見てみました。

大須ういろのサイト http://www.osu-uiro.co.jp/

それによりますと、

「ういろ」に当社独自の製法でこしあんをプラスしたのが自慢の「ないろ」。

とのことでした。

皆さん、名古屋にお越しの際は、<ういろ>とともに<ないろ>を
そして万博会場では<ういろないろパイ>を試してみてはいかがでしょうか?