ジュディ犬気分屋ブロぐースタイル

ミックス犬ジュディよりも・・・その飼い主が日々経験したり感じた事柄を書いていく幅広めのブログです。

1年寝かせてもGOOD!

2006-02-09 20:42:13 | 買い物 お土産
先週、冷蔵庫の中にしまっておいた美味しそうなチョコレートを頂きました。
でも、妻はプンプン気味でした。
このチョコレート、実は去年のバレンタインデーに妻から貰ったものなのです。
決して食べたくなかったから置いていたのではありません。貰ったときには他にもチョコがあったのでそちらから食べましたし、それ以降も先に食べなくてはいけないお菓子ばかりが続いたので、結局食べるチャンスを逃していただけなのです。
そして今回うまいタイミングで口寂しいときにお菓子が途切れてくれたので、いよいよこのチョコレートの出番となったのです。
ですが、開けてみるまで、そして食べてみるまでは正直不安でした。
冷蔵庫の中で静かに待っていたとは言え、“変質していないか?”“冷蔵庫の匂いが移っていないか?”と、心配はつきません。
心の中では恐る恐るですが、そんなそぶりは見せずに箱を開けました。
中には四角錐形(ピラミッド型)のチョコが綺麗に並んでいます。表面にはココアパウダーが振られているのですが、やはりこれは湿ってチョコと一体化しておりました。
それ以外の外見的な変化は全く見られません。
いよいよ食べてみます。チョコは固いタイプのようです。口の中に入れてみました。冷蔵庫から受け継いだ<冷たさ>が伝わってきます。
冷たさが和らぐにつれ出てくるのが“香り”です。でも、大丈夫。冷蔵庫の香りは全く移っていません。
それどころか、チョコの香りと共に、紅茶の香りが口の中に広がってきます。
『美味しい』これが2人の共通した意見でした。
やはり、しっかりと作られたチョコレートはある程度の環境下であれば時間が経っても大丈夫なようです。


今回頑張りをみせてくれたチョコレート、北海道は小樽の洋菓子舗 <ルタオ>さんが作っておられる《ロイヤルモンターニュ フランス語で「王家の山」という意味》というものです。
この時期であれば各地の大きな百貨店のバレンタインチョコレートのコーナーなどに出品されているかと思います。
今回、自宅のものは全部食べてしまったので写真は<ルタオ>さんのサイトのものを転載させて頂きました。

私達は2/7の夕方遅く、大阪大丸心斎橋店の7階特設会場で《ロイヤルモンターニュ》を試食させてもらう機会を得ました。
自宅の“じっくり寝かせた”ものに比べ一層チョコと紅茶の香りが豊かでした。食後のデザートのお勧めです。

会場内には国内外の数十店のお店が出展し、その味を披露していました。
吟味していらっしゃる多くのお姉さま方に混じって私達も何種類か試食させてもらいました。
そこで感じたのは、海外のチョコレートは今でも味に“丸さ”や“柔らかさ”が感じられるものが少ないと言う事でした。
以前から感じていたのですが、マカデミアナッツチョコのような旅行土産向けチョコではなく、現地で食べられている海外直輸入のチョコレートは得てして、味が両極端だと思います。
ビタータイプチョコの場合、“苦い”と言うよりむしろ“辛い”“痛い”と言うキツイ味で、入ってはいるのでしょうが、ミルクや砂糖がもたらす“マイルドさ”はなかなか感じられません。
一方、スウィートタイプチョコの場合には、逆にこれでもかと言うくらいに“甘み”や“濃さ”を前面に出してきます。


以前、ハワイにある有名なホテルのレストランで立派な食事をご馳走になったことがありました。
前菜に始まりメインディッシュまでとても美味しく頂きました。ですが、最後に出されたデザートが問題でした。
少し濃い目のコーヒーと共に、チョコレートケーキ、そして何種類かの一口サイズのチョコレートが出てきました。
このチョコレート達の自己主張の強いこと!ケーキもチョコもものすごく甘いし、チョコの中に入れられたヌガーやジャム状のもの達もそれ以上に甘くて、強い香りを放っていました。
今までの“美味しい口”が台無しです。一緒に食事をした殆どの人が残してしまいました。
私は好奇心から一応一通り食べてみましたが、もう充分でした。
デザート以外は食事もお店の雰囲気もとても良いレストランでしたが、たぶんもう行く事は無いと思います。
(その前にまたハワイに行かないと始まらないのですが・・・。)

今回の試食ではこれほど酷いことはありませんでしたが、最年少で賞を取ったという有名シェフが作られたチョコレート、海外チョコ特有の苦味と共に中に混ぜられたナッツの香りがはっきりと出てきて・・・それだけの味でした。
“甘み”や“コク”“丸み”は感じられませんでした。
このチョコに関しては所謂日本的なそれ単独で食べるのではなく、何か別の甘いものと組み合わせるか、もしくはきついお酒に合わせていただくのが適当な食べ方のチョコなんじゃないかと感じました。

この会場で気になった味のチョコがありました。『塩キャラメル味』のチョコレートだそうです。
確かにチョコを食べると、チョコの味から少し遅れてキャラメルの味が顔を出してきます。ですが不思議な事にどちらの味も自分が予想したほどしつこくは口の中に残らないのです。
原因は分からないのですが、『塩キャラメル味』と言うくらいですからきっと“塩”に何か理由があるのでしょう。
ですが“塩辛さ”は全く感じられませんでした。
このチョコレートを扱っておられたのは<アフタヌーンティー>と言うお店で、チョコレートの名前は《トリュフノワールの塩キャラメル味》でした。

写真は<アフタヌーンティー>さんのサイトのものを転載させて頂きました。

メジャーなお店ですので、もし各地のチョコレート売り場でこのチョコレートを見つけられたら一度試してみて下さい。

他にもお勧めのチョコがありましたら是非コメントやトラックバックをお願い致します。

でも、毎年こんなに楽しいチョコ三昧の機会を持つ事が出来る女性の皆さんは本当に羨ましい限りです。
(男だけではさすがに足を踏み入れにくい雰囲気でしたし、こんなに何種類もの珍しいチョコを貰う事は無いでしょうから)

ホワイトデーも是非、男性だけでこんな楽しい食べ物三昧が出来るイベントに成長させましょう。

発祥の地がまた・・・

2006-01-31 10:09:24 | 買い物 お土産
それは1月上旬の事でした。
遅めの年賀状達と共に1枚の<お知らせはがき>が届きました。

その内容を見てびっくり!?

全国に展開するスヌーピータウンショップの1件、《鶴見はなぽ~とブロッサム店》が来月2月12日をもって閉店するとの知らせでした。

この《はなぽ~とブロッサム店》、スヌーピーファンにとっては記念すべき第1号店なのです。

このお店が開店したのは今から11年前、阪神大震災が起きた1995年の3月の事でした。
この年、1990年に《大阪花博》が開催された鶴見緑地(東京の“夢の島”のようにごみの処分地だった所が緑地公園として整備されたものです)に花卉市場の施設として建設されたかと記憶しています。

また、その“月下美人”をモチーフとしたらしい斬新(奇抜?)なデザインから地域のランドマーク的な施設として、同時に商業施設を内部に誘致する事となり、千葉県に本拠地を置く『ららぽーと』が受託型ショッピングセンター(SC)としてここに日本初の本格的アウトレットモール《はなぽーとブロッサム》を立ち上げたのです。
そしてもう一つの目玉として作ったのが日本初の本格的なスヌーピーグッズ専門店《スヌーピータウン鶴見はなぽ~とブロッサム店》だったのです。
当時私自身は東京に住んでいたのですが、この施設に関するニュースは全国ネットで放送されていたので非常に印象的に覚えていました。(当時はスヌーピーについては殆ど興味は持っていませんでしたが)

グッズショップにカフェ、ミュージアム、さらに施設中心部には上下するゴンドラも設けられており、一種スヌーピーのミニテーマパーク的な様相を見せているように感じたものです。

あれからもう11年、スヌーピータウンショップは全国各地に作られ、大阪にはここを含め2店舗が営業をしております。


ですが時代の趨勢でしょうか?
スヌーピータウンショップ同様、当時日本初だったアウトレットモールは、その後全国各地により規模の大きなものが建設されていきました。
さらにはUSJにスヌーピーがキャラクターとして迎えられてしまったのです。
こうなると市街地から離れた立地条件の劣る《はなぽ~とブロッサム》への客足は減っていきます。
実際、大阪の中心地にある《スヌーピータウンショップ梅田店》ですら数年前に店舗規模をオープン時の約半分に縮小しているのですし、大阪のベイエリアにある《マーレ》という大型のアウトレットモールでもその存続が危ぶまれる状況が続いています。
こういった現状を考えると第1号店とは言え、《鶴見はなぽ~とブロッサム店》が2月12日をもって閉店するのは、いた仕方の無い事かもしれません。
ですが、記念すべき第一号店がここ大阪の地、いえ、日本から無くなってしまうのは非常にさびしく悲しいのも正直な感想です。
せめて撤退後、ブロッサムには何か1号店があったことを示すモニュメントのようなものを残して欲しいと思います。(これは運営会社であるららぽーとさんへのおねがいでもあります。)
また、グッズショップとともに開設されたカフェやミュージアムは出来る事ならどこかに移転、存続してもらいたいと思います。
特にミュージアムはUSJの中にあるスヌーピーの施設には無い、きちんとしたピーナッツの歴史を子供達にも優しく紹介する貴重な場所に感じました。
 
あと少しの営業期間ですが、お近くの方や、スヌーピーが好きな方は時間が許すのであれば訪れてみて下さい。

北の幸が来たー

2006-01-21 19:57:09 | 買い物 お土産
昨日家に帰ると、高校時代からの親友H君の所から宅急便が届いていました。
開けて見てビックリ。

北の幸が入っていました。

そこで早速鍋の準備。
昨夜は贅沢な“カニ鍋”となりました。
結婚して結構経ちましたが、カニ鍋を食べに行くことはありませんでしたし、自宅で作った事も殆ど無かったかと思います。
美味しそうなカニに出会えなかった事もありますが、カニを食べる時の『お互いに無口になる』状況を嫌った感もあるかもしれません。
ですが、昨夜は“立派な”カニだったのでさほど必死にならずとも美味しい身を取り出す事が出来ました。
おかげで会話もそれなりに出来、お腹も気持ちも満足でした。

今までケーキ等のスイーツ、焼き鳥やお肉類、コロッケなどはネットショッピングで購入していましたが、魚介類は『どう?』と言う気持ちがあったので買ったことはありませんでした。
今回の商品は楽天市場内のショップから届いたものでした(お店の名前は伏せておきますが北海道の礼文の方のお店らしいです)が、しっかりした内容でした。
解凍後そのまま生で食べて良いのかが分からなかったので“カニ鍋”にしてしまいましたがそのあたりが詳しく指示されているともっと良かったと思います。
今度機会があったら北の幸(魚介類)を扱うショップにもトライしてみようと思います。
実際に購入されてみた方がいらっしゃいましたら、私やこの記事をご覧になる方の為、是非購入された感想やお勧めのお店などお教え下さい。

さあ、昨夜のカニ鍋のお出汁で本物のカニ雑炊と、うに、イクラのセットで今夜も北海道気分だ!

ありがとう、H君一家!!

街は今“B”から“V”へ

2006-01-20 09:39:19 | 買い物 お土産
先週の日曜日に大阪駅周辺(キタ)へ出掛けました。
街中にはやはりたくさんの人が溢れ賑わっていました。
季節柄でしょうか?どのお店でも冬物を中心として最後のバーゲン(Bargain)を行っていました。
やはりお客さんは女性のほうが多く感じました。

それと平行する形で始まっていたのがバレンタイン(Valentine)商戦です。
チョコレートを中心としたスイーツは当然ですが、それと共に手渡す男性向けの小物や衣類のコーナーも結構混雑していました。
この日は阪急、阪神両百貨店に用事があり店内に入りましたが、バーゲン(最近はクリアランスセールという言葉のほうが多くなってきていますが)とバレンタインセールが互角の勢いで賑わいを牽引していました。

ついでに阪急百貨店系列のHEPFIVEという建物も覗いてみました。こちらの商品構成はより若い人向きです。
ここにはスヌーピータウン、ソニープラザ、そしてディズニーストアが同じ4階フロアに入っています。
スヌーピータウンにはスヌーピーやピーナッツの仲間達をデザインしたチョコが、ソニープラザではキャラクター物を含めた外国製のチョコが販売されていました。
そしてディズニーストア、ここでもキャラクターグッズとともにチョコレートが販売されていました。
中でも印象的だったのがこれ。

ミッキーとミニーの形をしたチョコレートです。
写真で見る限りはなかなかしっかり作り込んでいるようですが、逆にリアルな分、食べるのはちょっと気が引けてしまいます。
どちらかといえば普通のチョコレートのほうが個人的には嬉しいです。
トリュフチョコや生チョコ、それもブランデーやフルーツリキュールを混ぜた香りの良いものなどを紅茶等とともに夕食後のデザートにちょっとだけ食べる・・・日頃しないだけに結構贅沢な気分に浸れます。
(小市民的かもしれませんが、幸せなんですから)
今ならまだどのお店もそれほど混雑していないようでしたし、試食をさせてくれるお店もあるようでした。

1年で1番チョコレートの種類が増えるこの時期(もしかすると世界一多い時期かもしれませんね)、自分が本当に美味しいと思えるチョコを探せる絶好のチャンスかもしれませんね。
まだまだ寒いこの時期、少し早めの“My”チョコで(ワンコインやお札一枚あれば十分買えます)目でも舌でも心でも出来る“ホッコリ”した“プチ贅沢”もいいんじゃないでしょうか?

こちらの方が万人受けするかも

2006-01-11 09:51:01 | 買い物 お土産
このお正月休みに今回の帰省してきた義妹夫婦から東京土産を貰いました。
今回貰ったのは食べ物、それも典型的な東京土産でした。

『東京ばな奈バウムクーヘン(東京ばな奈しっとりクーヘン)』です。


東京ばな奈ワールド社が販売するお菓子『東京ばな奈』シリーズの新しい商品です。
正確な発売開始時期は知らないのですが、一昨年には見なかったような気がしますので去年くらいからではないかと思います。
外側から内側にかけてきれいな三色に分かれています。外側から順に茶色のチョコレート味の層、バナナ味の薄茶色の層、黄色のプレーンの層です。
非常に口当たりが良く、且つ、味の癖は強くありません。
年齢、性別、果ては動物を問わず?皆さんに喜んでもらえそうなお菓子です。
食べやすかったので、気付けば写真に撮る前に“ごちそうさまでした”の状態。
ここ、大阪では買えませんので気になる方は<東京ばな奈ワールド社>さんのホームページを観てみて下さい。
画像よりも実際の商品の方が色合いは綺麗だったと思います。
生タイプやチョコタイプ、果実入りタイプなどバリエーションも豊富なようです。
定番のお土産になった『東京ばな奈』ですが、中のバナナカスタードクリームが苦手な方には是非こちらのバームクーヘンをお勧めします。

今回の写真は東京ばな奈ワールド社さんのサイトのものを転載させて頂きました。

物騒なもの売っています

2005-12-14 20:01:59 | 買い物 お土産
少し前の事ですが、レディ子用のフリスビーを買いに大阪はミナミ、道頓堀川沿いにあるドンキホーテへ行きました。
このお店には川の方に面した側(南側)に変わった形の観覧車が取り付けてあります。
全国ネットのテレビ番組でも時折取り上げられているようですのでご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ちょうどこの観覧車の土台横に小さな売店が設けられています。その周りには大きなのぼり旗が何本か立てられています。
その旗、そして売店には大きな文字でこう書いてあります。
『ばくだん焼』
一体どんなものなのか知りたくて売店を覘いてみました。
するとこんな感じ。

どうやら大きな“たこ焼き”のようです。

さらには<イタリアン>等といった具合で味にもバリエーションがあるようでした。ムクムクと持ち上がってくる好奇心には勝てず、結局買ってみることにしました。但し味は<プレーン>タイプにしましたが。(やっぱり怖かったので)
大きいのでこのような箱に1個ずつ入れてくれるようです。

箱のデザインはのぼり旗同様に派手な色の下地にサングラスをした“バクダン君?”が描かれたものでした。
箱を開けて中を見てみるとこんな感じでした。

上には、たこ焼きと同様に“かつお節”が載せられています。表面は割合柔らかめです。
中はトロトロで、何種類かの具材が入っているようです。トロトロと言うよりお餅が入っているようにネトーッとしていました。
具材自体には特徴的な味はついていないようです。塗ってもらったソースの味で食べる感じです。
ふと見ると、箱の底には中に入っている具材が書かれていました。

全部で10種類。やはりお餅も入っていました。10種類の<かやく(火薬)>が入っている事からやはり《ばくだん(爆弾)》ということらしいです。
<小腹>に入れるにはちょうど良いサイズだと思います。“ものの試し”に一度チャレンジされるのも悪くないでしょう。
もっとお腹を膨らませたいのであれば、この近くの“大だこのたこ焼き”や“ラーメン”、“うどん”もおすすめです。
ぶらり、道頓堀界隈の散策も面白いですよ。

今年のもなかなかイイ感じでした

2005-11-30 22:30:10 | 買い物 お土産
海外の陶磁器メーカーでは毎年、その年の記念モデルとなる食器やイヤープレート、そしてフィギュリンを製造しています。
西暦2000年を挟んでここ数年の傾向では、アジア、特に日本市場を意識してか?西洋には無い『干支(えと)』をモチーフにしたプレートやフィギュリンが製作されています。
例えば、8月頃に書いたブログに登場していた「つがいのニワトリのフィギュリン」、あれはデンマークのロイヤルコペンハーゲン社が今年の干支ををモチーフにしたものだったようです。
今年、世界中向けにはブタのフィギュリンが製作されていたらしいのです。
映画の《ベイブ》に登場したブタのようにかわいいデザインでしたので、今年のイヤーフィギュリンとは知らずに買っておりました。
それがこれです。
 
来年のロイヤルコペンハーゲン社のイヤーフィギュリンは、世界中向けが『キツネ』、そして干支のフィギュリンは『戌年』ということで白いプードルが採用されました。
両方とも既に売り出されていますので実物を見ましたが、白いプードルは正直言って“???”なデザインでした。
全体にカクカクしていて《ロボドッグ》みたいですし、プードルの毛並みも変でした。まるで《白子みたいな犬》な感じでした。
これでお値段が¥10500(税込み)というのは・・・・・。
これに反して世界中向けの『キツネ』のフィギュリンはこんな感じです。
 
狼ではありませんが空に向かって「ウォーン」と遠吠えをしそうなデザインです。
  
縦に長い形状ですが、太い尻尾がしっかりとバランスをとっていて思った以上に安定しています。これでお値段は税込みで¥8400.お買い得だと思います。
1頭1頭が手作業で色付けされているらしく、よく見ると色や顔つきが皆違っています。
お店によっては何個か在庫を持っていらっしゃるようですので、是非お気に入りのキツネを見つけて下さいね。

バーベキューにアウトレットモール 泉州での休日

2005-10-18 16:29:37 | 買い物 お土産
大阪の関西空港の対岸、泉佐野周辺は泉州地域と呼ばれています。
古くは白砂青松の風光明媚な海岸地帯で有数の海水浴場だったのですが、高度経済発展時代に工業地帯に変わり、昔の姿は失われました。
ですが、近年では行政による改善が進められ一部が公園として整備され直しました。
その1つが今回訪れた府営二色浜公園です。ここもかつては二色浜海水浴場と呼ばれていましたが、水質悪化により一時廃れ、現在は海水浴場や遊戯施設、運動場を備えた大きな公園となっています。
また、この公園では、エリアは指定されていますが、焚き火以外の方法でのバーベキューが許可されています。エリア付近には水道施設やトイレ、使用した炭の処理場所も用意されています。
駐車場料金¥600は必要ですが、施設使用費等はありません。公園の前には民間の売店もあり、炭なども売っていますし、公園のすぐお隣にはコスタモール二色浜という小さなアウトレットモールもあり、そこで食材や道具の調達も可能なようです。
週末や休日には多くの方々がバーベキューやウインドサーフィン、そしてワンコの散歩でここを訪れているようです。私達も10/16に初めてここで道具と食材を持ち込みバーベキューをしました。浜風があり、気持ちの良いバーベキューとなりました。
綺麗に整備されている二色浜公園はお勧めです。

公園から南を見ると大きなビルが一棟見えます。これがりんくうゲートタワービルです。たぶん今も西日本一の高さだと思います。本当は関西空港行きの線路を挟んだツインビルになるはずだったのですが、バブル以降の不景気により1棟だけのままです。
バーベキューを終えて、せっかくだからとこのビル目指して移動しました。
お目当てはこのビルの建つ<りんくうタウンエリア>にあるアウトレットモール『りんくうプレミアムアウトレットモール』です。昨年12月に店舗数が増え規模が大きくなりました。今回はこれを楽しみに訪れたのです。
最寄のりんくうタウン駅からアウトレットモールの途中にはヤマダ電機の大きな店舗が出来ていました。そのお隣にも11/6OPENをめざした大きなお店が工事中でした。
さらにアウトレットモールの先にはシネマコンプレックスを併設した『イオンりんくう泉南ショッピングセンター』もOPENしています。
停滞していたこのエリアにも、少しずつではありますが活気が出てきているようです。

さて、『りんくうプレミアムアウトレットモール』ですが、規模が大きくなりお客様も増えている感じがします。
店舗配置については、ハワイのショッピングセンターにどんどん似てきたように感じました。
店舗内容についてはトータルすると平均点といった感じです。品揃えについては店舗間格差が大きいと思います。
ブランド数にこだわるあまり、1ブランド当たりの品揃え自体が少ない店舗が割合、目に付きました。この点は早急に改善すべきだと思います。

今回のお目当てはデンマークの洋食器メーカー ロイヤルコペンハーゲン のアウトレットショップ です。
品揃え自体はシンプルなデザインのものが多く、よーく見るとやや難ありな商品やちょっと人気薄だった商品、2001年といった具合に過去の年号の入っているお皿などが多く置かれておりました。
普段使いには問題の無いものばかりです。お店の方曰く、値段は平均すると定価の2-3割引という事でした。
食器意外に、<フィギュリン>と呼ばれる陶器の置物も売られていました。動物や人間がモチーフです。犬や猫、パンダや白熊、カワセミ等の水鳥、子供の姿もあります。値段は数千円から数万円まで幅広くなっていました。
そこで見つけたのがこれ。

アメリカンコッカースパニエルの置物です。うちのレディとは違い、毛を長く足先まで伸ばしたデザインとなっています。
これくらい大きめのコッカースパニエルの置物はあまり見た事がなったので非常に気になりました。

それと、“目”です。この目も100%気に入っているわけではありませんが、他の動物の置物のような“点”で表した「きつそうな目」ではなかった事を評価しました。
お店の在庫は3匹。この中で一番レディの毛の色に近そうなものを選びました。値段は¥8000弱です。
他に大きなものではハスキー犬やゴールデンレトリバー、バセットハウンド犬等がありました。いずれも1万円弱から2万円弱の範囲でした。
これとは別に、今年の絵皿を1枚。<チルドレンズプレート>というシリーズもののお皿との事でしたが、絵柄が可愛かったので買ってしまいました。

今年の絵はイヌイット(=エスキモーのこと)の村で動物と子供が遊んでいる図で、子供達以外には白熊、ペンギン、犬等がかわいいタッチで描かれています。
ほぼ同じ絵柄のミニプレートがついて¥5200位でした。

コッカー好きの皆さん、残るはあと2頭。一度覘いて見ては如何でしょう?

食欲と行楽の秋だから・・・阪急沿線の美味しい食べ物のお店紹介

2005-10-15 11:34:46 | 買い物 お土産
今日のお話は題名通り阪急沿線の美味しい食べ物のお店です。
本当はもっと早く記事にするはずだったのですが、随分遅れてしまいました。
この記事を書くに当たっては先月9/14-9/20まで大阪梅田の阪急百貨店で行われた催し物と9/22頃から阿倍野の近鉄百貨店で行われた催し物での体験が元になっています。
ここで販売されていた食べ物を実際に購入し、食べた結果美味しいと思ったものを紹介します。
まず最初にご紹介するのが、阪急電鉄神戸線の御影(みかげ)駅が最寄り駅の<ダニエル御影>さんが出されている『カヌレ』です。
形は釣鐘型(プチゼリーの容器型?)といいましょうか。小さいですが写真を添付します。
カヌレ自身は数年前、関東を中心として全国にブームが広がり、ドンクさんのカヌレなどが有名になりました。(今は静かになり、扱うお店も減りましたね。)
カヌレのサイズには色々あるようですが、今回紹介するダニエル御影さんのカヌレは一口サイズの小さいものです。
種類は3種類。ゴマとプレーンとカカオです。お値段は1個¥63(税込み)とリーズナブル
。サイズは小さいですが、どれも“外はカリッと”“中はモッチリ”としており大変美味しいものでした。
お店の方によると、「催し物ではカカオが一番良く売れます」とのことでした。
ダニエル御影さんは阪急と近鉄の両方の百貨店で出品されておられましたが、阪急ではカカオの減りが大きく、近鉄では売切れておりました。
チョコのコクがしっかり出ていて美味しく、一番人気なのが良く分かります。
また、ダニエル御影さんの人気商品として『ウナギの寝床』という商品があります。これはウナギのように細長いお菓子です。お値段は結構しますが、ロングサイズと、ハーフサイズがありますのでまずはハーフサイズでお試しになられると良いでしょう。

次に紹介しますのは今注目の阪神電鉄の新在家(しんざいけ)駅が最寄り駅の<松井ベーカリー>さんが出されている『幻のラスク』です。
“幻の”などと言われると、「希少性で有り難がらせて」と思ってしまいますし、お値段もラスクが12枚で¥800と正直高価です。
「じゃあ、なぜ買ったのか?」と言われると、妻がラスク好きな事が1番の理由です。次に、バター味(プレーン?)を実際に試食させてもらった結果、コクがあるのに、後味がそれほどきつくなく非常に食べやすく美味しかったからです。
そして3つ目の理由が、紅茶味のラスクがあったという点です。残念ながら、紅茶味は大人気で試食用は全部無くなってしまっておりました。
紅茶味のラスクというものに非常に興味が湧き、購入する事にしました。バター味6枚と紅茶味6枚セットで¥800です。店頭表示は¥801となっていたのですが、¥1まけてくれました。ちょっと嬉しい。
さて、紅茶ラスクですが、すごく紅茶の良い香りが強く、口当たり、後味もバター味以上にさっぱりとしており、大人気だった理由が良く分かりました
間違いなく。¥800だけの値打ちがある贅沢なラスクでした。

続いて紹介しますのは、阪急電鉄京都線の大宮駅が最寄り駅の<ヤオイソ>さんの『フルーツサンド』です。
最近はコンビニなどでも売られておりますが、これは違いました。まず、フルーツ自体が美味しいのです。新鮮で完熟に近いフルーツが使われているようです。
また、生クリームも、濃厚だとは思うのですが、しつこくなくあっさりとしており、フルーツの味を包み込むと共に引き立たせすごくマッチしていました。パンを含めたサンドイッチ全体としての食感もばっちりです。
今回私の買ったのは一番安い¥630のものでしたが、牛乳臭さが苦手な苦手な妻もぺロッと食べられました。もう少し上等なフルーツを使った¥788のスペシャルやさらに高価なもの、そして、旬のマンゴーだけ、旬の桃だけで作ったフルーツサンドもありました。
安いとは言い切れませんが、値段以上の価値はあったと思います。
ちなみに、安いシャンパンと一緒にこのフルーツサンドイッチを食べましたが、イケました。

最後に紹介しますのが、梅田阪急の地下食料品売り場のとんかつ<まい泉>のです。個人的に好きなのですが、何よりこの<まい泉さん>は“お箸で切れるとんかつ”のパイオニア的な存在で、東京に居た頃には青山のお店に何度も行きましたし(お風呂屋さんを改装した面白い造りのお店でしたよ)、新幹線で大阪に戻る際にはよくこの『かつサンド』を駅の売店で買って(売り切れが多かったのですが)食べておりました。
小ぶりのかつサンドが3切れで¥377はちょっと高めではありますが、“食べ盛りの年齢”を過ぎた身分としましてはちょうど良い量なのです。

出掛けるにも、食を楽しむにもちょうど良いこの時期、この記事が参考になれば幸いです。

モスクワの味?はここで学びました (パルナスの記憶)(ネットショッピングがまだ無かった頃その4)

2005-09-24 09:05:53 | 買い物 お土産
関西生まれの30代以上の人なら、食べたことは無くても殆どの人が知っている<モスクワの味>それが今日取り上げるお店
『パルナス』です。関西を中心に店舗展開をしていたケーキのチェーン店でした。
不二家やタカラブネ、コトブキ程の店舗数ではなかったようですが、古くから乗降客の多い駅の商店街には必ずあったように思います。
扱っているケーキはどれも普通のもので他社と大きな差はなく、と言うより子供心にもむしろ地味な印象のケーキ屋さんでした。
但し、一つだけ他社との大きな違いがありました。それが『ピロシキ』でした。
最近でも街中で『ピロシキ』を見ることは滅多にありませんが、1970年代から1980年代であればなおさら見かけることは無かったでしょうし、名前は知っていても実際にはどんなものか知らない人が多かったと思います。
『ピロシキ』はロシアの割合庶民的な食べ物で、表面にパン粉の付いていないカレーパンを想像して頂ければ良いかと思います。
厚みは色々あるようで、自分が食べたものでは、カレーパンくらいから、ラグビーボールのような全体に丸みを帯びたものまでありました。
中身は、割合ゆるい感じでミンチの少ないオムレツの具のようなものが入っていました。
私自身、ピロシキを食べた記憶をたどって見ると、一番最近でも、2004年の1月、大阪難波の南側にある今宮戎神社のエビス祭りで、国際交流センターが後援しロシア人留学生(本人からの証言ですが)が出していた屋台の『ピロシキ』になってしまいます。
東京に比べると、大阪はやはりロシア料理のお店自体が少ないように感じますね。大阪のロシア料理店については機会を見つけて調べて見ようと思います。
話を戻しますが、それくらい珍しかった『ピロシキ』が『パルナス』では販売されておりました。
『パルナス』のイメージキャラクターは『パルちゃん』『パルナス坊や』と呼ばれる子供で<ムーミン>に出てくるスナフキンのような帽子をかぶり、赤いロシアの服を着て、キューピー人形のような大きな目をしていました。ペコちゃんと比べると、ちょっとリアルな感じで、子供心にはちょっと怖い感じを持っていました。
子供の頃の記憶で正確ではないかもしれませんが、テレビコマーシャルでは
♪ パルナスピロシキ
  パルナスピロシキ
  パルピロ パルピロ ~ ♪♪
という歌にあわせて『パルちゃん』がコサックダンスを踊っていたような記憶があります。

味についてですが、初めて食べた時は、なにしろケーキ屋さんで買ってきてくれたものでしたから、子供心にも口は「甘い食べ物」を期待していたのですが、齧って見ると、<揚げた油の味>と、<調理された具材の味>とで、私の期待は完全に打ち砕かれ、その結果「美味しい」とは思えませんでした。
年齢が上がり、小学校に通うようになって以降、「美味しく」食べられるようになったと思います。そこには、たぶん<給食>の存在があったからではないか?と思うのですが。(いろんなものを食べる機会が増え、口が慣れてきたから?とでも言いましょうか・・・)

ですが、多くの関西の人にとって『パルナス』といえば真っ先に浮かぶのは、『ピロシキ』ではなく、独特の雰囲気を醸し出していた『TVコマーシャル』だと思います。
いつまで続けられていたかは定かではないのですが、『パルナス』さんは毎週日曜日の朝、10時30分から11時までの30分間(10時から10時30分までだったら御免なさい)、関西テレビでアニメの再放送枠を持っておられました。
その中でTVコマーシャルを放送されていたのですが、それが非常に個性的で(大人になった今にして思うと、ロシア的な雰囲気を伝えるという意味では、非常に適切な切り口であり、芸術性も高いと思いますが)ケーキ屋さんのコマーシャルというイメージではなく、むしろケーキ屋さんには有るまじき<子供に「怖い」と思わせてしまう>コマーシャルでした。
1990年代にはテレビの特集番組で地方のCMを集めたバラエティー物がかなり放送されていましたので、その中で見られた方も居られるかと思います。

「切り絵」というのでしょうか?「影絵」というのでしょうか?
登場人物やロシア風の建物はすべて黒で切り抜かれており、バックに流される歌に従って、昔話風のストーリーが進んでいきます。

歌の歌詞はこんな感じでした。

ぎゅっと(ぐっととの説もあり)噛み締めてごらーん♪。(ボロローン♪と音が入ります)
マーマの温かい心がー。お口の中に染み通ーるよー♪。「パールナス♪」
(ズンチャッチャ♪、ズンチャッチャ♪のリズムが入りこの後、画面は昔話へ)
甘い、お菓子の、お国ーの便りー♪。おとぎの、国の、ローシアーのー♪、ゆーめーのお橇ーが運んでくれたー♪
『パルナス♪』、『パルナス♪』、モスクワーの味ー♪
『パルナス♪』、『パルナス♪』、『パルナ~ス♪』
そして画面はパルナス坊やとパルナスの大きなロゴに切り替わり終了でした。

CM中、画面に丸い月が浮かんでいる風景があるのですが、そこにモノクロの赤ちゃんの顔が映し出されるのです。
大抵の子供はこの映像に『怖さ』を感じたものでした。これが、関西の30代以上が『パルナス』を鮮明に覚えている理由だと思います。

CMはこれだけではありません。桃の節句用にはパルナスの雛ケーキ、端午の節句にはパルナスの5月ケーキ(と言っていたような記憶が・・・)
クリスマスには
幸せをみんなでー♪、分けよー♪、分けよー♪
『パルナース』の♪、『パルナース』の♪『クーリースマスケーキー♪』
という、NHKのお兄さんが歌うような明るい歌声でCMをしておりました。

夏場に流していた、シューアイス工場の映像、最先端の工場でベルトコンベアーからどんどん送られてきたシューアイス、そして、子供心にアニメや特撮の中でしか聞くことのなかった温度、「マイナス○○℃で急速冷凍」のナレーション。すごーい?!。今でもしっかり覚えています。

そんな関西を代表する『パルナス』ですが、1990年代末には「赤字経営になる前に」という経営判断で会社を辞めることを決定し、
2000年頃には完全に会社組織を解散されてしまったそうです。
2000年以降、元々の地盤であった、大阪の豊中市に1件だけ喫茶店の形態でお店が残っているとの情報も昨年頃まで飛び交っていたようですが、実際には違っていたようです。

プリン大福、プリンシュー、プリンどら焼きなど、従来のお菓子とプリンのコラボ商品が多く見られますが、パルナスはその先駆的な商品を1990年前後にはもう販売されておりました。
『プリンケーキ』です。カップの底にスポンジ状のケーキを置き、その上にカラメルの載ったプリンを載せ、生クリームなどでデコレーションしたものでした。
最近では小さめのものがコンビニなどでも見かけられますね。
「誰でも出来る!」と仰るかも知れませんが、その当時、他のケーキ屋さんは何処もやっておられませんでした。
よく言いすぎかもしれませんが『パルナス』にはその当時、『コロンブスの卵』的発想が出来る人が居られたと思います。

出来る事なら、『パルナス』そして、あの味、あのCMを復活してもらいたいものです。

追記:『パルナス』ファンの方は結構居られるようで、<PARNUS UN OFFICIALHP>や<パルナス思い出の館>というサイトが開設されているようです。
興味のある方は一度尋ねられてみては如何ですか?