当時のことを、、、、。
私は、当時まだ子供で、学生だった。
今の自宅ではなく、同じ大阪でも、
もっと神戸に近い所に、住んでいた。
その日、2階で寝ていた私は、
朝、
物凄い揺れで、飛び起きた。
目を開けた瞬間、
兄の書道の辞書が、
私の頭上を目掛けて、落下してきた。
咄嗟に、布団を頭に被せて、怪我はなかった。
母も飛び起きたらしく、
自分の寝室から、私の部屋へ来て、
「み○、大丈夫なの?」と叫びながら、入ってきた。
それまで、関西には、
地震というのが無かったから、
この時点では、
「何があったの?」と、
思う程度だった。
暫く揺れた後、一階に降りて、
テレビを観て、初めて事態を把握し、
高速道路が倒れているのを観て、
ビックリした。
神戸で、地震があったんだ!と。
実は、家族で、地震の数日前に、
(母方)親戚の家へ、
倒壊する前の高速道路を通ったばかりだったから、
かなりショックだったのを覚えている。
その親戚宅は、
西宮市と、宝塚市って所にある。
母は、テレビを観て、すぐに、
その親戚達に連絡を取ろうとしているが、
全然、繋がらないし、安否も分からない。
不安な日々が続いていた。
その頃、
親戚宅は、2階の上の屋根が、
地面にあり、
みんな生き埋めになっていたのだ。
当然、自宅も全壊。
近所の方達に、助け出されたそう。
命は、全員が助かった。
取り敢えずは、
安否確認が出来て、安堵したが、
テレビに映される神戸の街は、
全く変わってしまい、
焼けの原みたくなり、
6000人を越える方々が亡くなられた現実も、
テレビで観るのが、とても辛かった。
今も、少しの揺れですら、怯えてしまう。
地震ほど、怖いものはない!と。
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