よくHdA1c というのを書いてるけど、
Hb(ヘモグロビン)A1c と呼ぶ人もいるが、
私は、
GHb (グリコヘモグロビン)を略して、
(グリコ)と呼んでいるが。
赤血球中に含まれる、ヘモグロビンが、
ブドウ糖と結合しやすい性質を持っていて、
この「グリコ」とは、その物質が、
ブドウ糖と結合し、「糖化」したもの。
それと、
「グリコアルブミン」(GA)ってあるんだけど、
血清アルブミンと結合したものだ。
HdA1cとGAの違いは、、、
HbA1cは、赤血球の寿命が120日で、
3ヵ月前から採血時までの、平均血糖値のことで、
GAは、アルブミンの半減期が17日しかなく、
3週間前から採血時までの、
平均血糖値を反映している。
3ヵ月以上、血糖値が安定している場合、
GAは、HbA1cの約3倍を掛ければ良いのだが、
血糖値が、改善したり、悪化するにつれて、
GAの方は、変動する為、
HbA1cとGAは、
乖離して考える方が多いかも?
このアルブミン代謝が促進される、
ステロイドによる糖尿病では、
GAは、極めて低値となるらしい。
いつの間にか、話が反れてたので、
「グリコ」の所まで、話を戻そう!!
ただ、この呼び方は、
自宅内でのみ使っている。
理由は、
糖尿病内科の担当医が、
Hb(ヘモグロビン)A1c と仰っているから、
病院では、(グリコ)の名称を、
言わないようにしている。
母の採血時もだが、私は、
毎回、この数値ばかり気になるかな?
「Hd」って、ヘモグロビンのこと。
このヘモグロビンというのは、
赤血球(円盤みたいな形)の主成分で、
肺で酸素と結合し、
全身へと、
酸素を送り届ける役目を担ってくれている。
これは、別の話になるけど、
貧血の時、
ヘモグロビンが減少して酸欠になる場合も、、、。
何で、話題が変わるんだろう?
またまた、話を戻して。
ヘモグロビンを血色素とも言うが、
私達の血液の赤色が、
このヘモグロビンの色なのだ。
ヘモグロビンと結合した、
ブドウ糖の濃さのことを血糖って言い、
血糖値は、血液中に、
どの位のブドウ糖が溶けているか?
を表す値。
血液1デシリットル当たり、
ブドウ糖が、何ミリグラム溶けているか?
なので、その単位は「mg/dL」となる。
健康な人は、70~140mg/dL。
高かったり、時には低かったり、と
色々と気になるし、
あまり好きではない言葉「血糖値」のことだけど、
この血液中のブドウ糖、
全身への、エネルギーとして使われるから、
生きる為には、酸素&ブドウ糖は、
絶対に必要なものだ。
う~ん、
そう考えたら、嫌な言葉じゃないかも?
血糖値が高い状態が続いていると、
糖化したヘモグロビンは、
HbA1cの基準値の、4.3 ~5.8%を
大きく超えて、
次第に、高い値を示すようになる。
ただ、血糖値が上がっても、
すぐには症状がなく、
300~400mg/dL位になって、
のどが渇く、尿の量が増える、
倦怠感(疲れやすさ)を感じるようになる。
また、皮膚に吹き出物ができやすくなったり、
集中力がなくなる、
空腹や、痩せる、等々もよく現れる症状だろう。
血糖値が更に上昇し、500mg/dL以上になると、
吐き気や嘔吐、
あるいは意識混濁、
昏睡に陥り、危険な状態になる。
これ、低血糖の時でも、
同じ様な症状が起こる場合も。
あっ、低血糖の際は、砂糖よりも、
ブドウ糖の方が吸収が早いから、
常備されてる方が良いかな?
手元に無いときは、
ジュースの、ファンタ!が、オススメ。
ブドウ糖は摂取すると、
腸から吸収され、血液中に供給し、
その一部は、
すぐに筋肉や脳の細胞のエネルギーとして利用できる。
残りのブドウ糖は、
肝臓で、グリコーゲンとして蓄えられ、
エネルギーを消費すると、血糖値が下がり、
グリコーゲンをブドウ糖に分解して、
血液中に供給する。
この時、
肝臓で蓄えられる量よりも多いブドウ糖は、
脂肪となって、
全身のいろいろな部位に蓄積する。
所謂、メタボってこと!(笑)
これ、「糖代謝」と言うらしいけど。
ってか、
高血糖になる理由には、
食べ過ぎにより、血糖が上がるのを防ぐ為に、
膵臓が、インスリンを出し過ぎて、
「もう疲れちゃったぁ!」となって
機能が弱まってしまうからだ。
まぁ、糖尿病患者の殆どが、
このタイプかな?
それと、
インスリンの分泌量は十分足りていても、
高血糖になる場合もある。
インスリンに対する細胞の感受性が低下した時も。
うーん、インスリンのことは、
また、長くなりそうなので、
それは、別の機会に。
それと、今日の体重は、、
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