今年は
Keith Jarrett
Chet Baker
・・・
攻めたいジャズマンが何名かいるのどえす。
まずは
Chet Baker / Chet -Keepnews Collection-
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/fd/864b1097d8f313c7a1973e1142eba007_s.jpg)
★★★★☆
#1. Alone Together
#2. How High the Moon
#3. It Never Entered My Mind
#4. 'Tis Autumn
#5. If You Could See Me Now
#6. September Song
#7. You'd Be So Nice to Come Home to
#8. Time on My Hands (You in My Arms)
#9. You and the Night and the Music
#10. Early Morning Mood -bonus track-
Chet Baker (tr)
Pepper Adams (b.sax)
Herbie Mann (fl)
Kenny Burrell (g)
Bill Evans (p)
Paul Chambers (b)
Connie Kay (ds followings are excluded)
Philly Joe Jones (ds #4,#8,#9)
Recorded at Reeves Sound Studios, NYC, Dec 30 & Jan 19,1959
いつものように You Tube 垂れ流し中、
「ん? このピアノはビル・エヴァンスやな?」
と思ったら、ほんまにビル・エヴァンスやった。
っちゅー 『Alone Together』 のイントロが、このアルバムとの出会いですわ。
出だし2小節のたったこれだけの音数で、誰の演奏か分からせるピアノマンも凄いが、
続くテーマの、チェットの歌う っちゅーよりか、語りかけるよーなトランペットがまた良かった。
ワテは、Kenny Dorham とか Stan Getz とか Quiet & Soft な管楽器の音(ね)が好きなもんで、
若い頃の Philip Catherine とのセッション動画で、琴線に触れて以来、
チェットはチェックしてましたが、やっと本格的に聴くことのできる準備が整ったってとこでしょか。
メンバー見てみると、
チェット、ビルのほかにも
ポール・チェンバース
ケニー・バレル
・・・
ときたもんだ。
といっても、
ビルは、数曲でソロ・パートはありやすが、基本、静かなバッキングに専念。
ケニーにいたっては、#3、#6 2曲のみの参加で、それらも今まで聴いたなかで、ダントツ地味なバッキングのみ。
こっちは期待しないほーがよろし。
その分、ポールのビートが心地よく響いてますわ。
2曲目の 『How High the Moon』 もええわぁw
とかいったら、3曲目以降も全部よかった。
全く争うこともなく、やさしくスウィンギーな演奏が、終いまで続きやす。
部屋の灯を落とし、仕事で凝り固まった脳ミソと体を解きほぐすにゃ、ピッタリな作品ですわ。