Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

90's D'angelico New Yorker ~その三~

2016年05月08日 | D'Angelico New Yorker
続いては、ジャズを演るようになって、重要度が増したネック辺りどえす。
ツッコミどころ満載っすw





Fingerboard: Ebony
Fingerboard Inlay: Block Type
Scale: 25 1/2" (648mm)
22 Frets

同じロングスケールのL-7は、ロングスケールの距離感があるんスが、不思議と、このニューヨーカーはそれを感じないんすよね。
なんでだろ。




指板のこの { エッジは、見た目、楽器っぽさが増すんで好きです。




指板のインレイが、D'Angelico のトレードマークのひとつ ”Split-Block (Slashed-Block) inlay”ではなく、何故かフツーのブロック・タイプ...



    

Neck: 2 piece Maple

塗装表面のフィット感、グリップ感、押弦感...「Terada」 っすねぇ!
「利きギブソン」はイマイチ自信ねぇけど、「利き寺田」なら自信あるゾ。
D'Aquisto より、ほんの少し厚みを感じる形状です。





そして、ヘッドですが...3、4弦ペグより上が短い。
そして、トラスロッド・カバーが黒い。
元祖ニューヨーカーは、製造年代によってや、ハンドメイドってことで、様々なデザインがありやすが、ポピュラーなのはこう ↓



見た目の印象...かなり違いますよねぇ~
当然、デカさ(重さ)の違いによる ”音” への影響もあるはずです。





ヘッド裏はヘッド裏で、トレードマークの ”コアの突板”、”ダイヤモンド・インレイ”がござーせん。
Imperial Key のペグは、D'Aquisto は、Schaller でしたが、こっちは、Grover
性能はあっちもこっちも極めて優秀。
狂わないし、回す感触がとてもスムース。




ラベルではなく、ヘッド裏に表記されたシリアル番号。 現行とは形式が違いますな。





ナットは、プラスチックっすかね。
溝は正確。
が、ここで一番重要なのは、”幅”。
あっちを手放した大きな理由が、”細竿”と ”ロング・スケール”が馴染まなかったから。
あっちのナット幅は、42 mm。
こっちは...43.8 mm...
この差による、演奏性の違いや如何に!?





Elevated Fingerboads

あっちよりちょっと作りが丁寧。




う~ん、ヘッドとネック辺りですけどね...ワテが思うに、極初期は、間違って ”Excel”のほーをコピーしちゃったんやないかと。
ヘッド・センターのインレイは、たしかにニューヨーカーっすが、この短いヘッド形状に、指板のブロック・インレイ仕様って、エクセルにはチラホラあるんスよね。

 



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 90's D'Angelico New Yorker... | トップ | NYC »
最新の画像もっと見る

D'Angelico New Yorker」カテゴリの最新記事